もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅&黒田京子デュオ@Sweet Rain

”喜多直毅 飛び石4days”の中盤です。自分を保ち、仕事を終えてお店に行けるか、数mmの不安もありましたが、ちゃんと行けました。とても久しぶりの『空に吸はれし心』、良かった!黒田京子さんが作曲し、デュオで音楽を担当したドキュメンタリー映画「作兵衛さんと日本を掘る」がいよいよ5月にポレポレ東中野で公開される話題が出ていました。

明日は喜多直毅クアルテット+矢萩竜太郎@いずるば。1時間一本勝負だそうです。どんなことになるでしょう。楽しみだ。

 

4月26日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

黒田京子 (ピアノ)

01. 波の盆 (武満徹作曲) 移民をテーマにしたテレビドラマ(1983年)の曲。静かな曲調。初めての演奏ですね。検索するとドラマの動画がありました。

02. 黒いカマキリ Una Santateresa Negra (喜多直毅作曲) 自由な展開がいつものデュオであり、毎回違うのです。

03. タイトル未定 (映画「作兵衛さんと日本を掘る」のテーマ)(黒田京子作曲)

04. 水はみどろの宮のテーマ (黒田京子作曲) なんて繊細なピアノだろうか!

休憩

05. Tambourin (Rameau) ラモーはバッハやヘンデルと同時代のフランス・バロック期の作曲家だそうです。

06. 影絵遊び (喜多直毅作曲)

07. L'auberge 旅籠屋 (Brigitte Fontaine)

08. 空に吸はれし心(喜多直毅作曲) ~09. 残された空(喜多直毅作曲) 2曲続けて演奏。デュオで5月か6月に新しいアルバムのレコーディングに入るそうです。「空に吸はれし心」はとても良い曲なのにどうしていつもサラっと演奏するのか?と質問した方がいました。直毅さん「短歌だからです」と即答。石川啄木の『一握の砂』より「不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて/空に吸はれし/十五の心」が元になった曲です。

アンコール;Tears (黒田京子作曲)