もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

黒田京子×喜多直毅@エアジン

ピアノソロが冒頭に2曲続けて、あとはデュオ。
モンポウで涙が出そうだった。
初めて演奏するロシアの歌「鶴」もとても良い感じでした。


7月5日
黒田京子(ピアノ)
喜多直毅(ヴァイオリン)


01. 沈黙の音楽 第1曲(Federico Mompou作曲)
〜02. 闇夜を抱く君に(黒田京子作曲)
まず、ピアノソロ。
モンポウは初めの3.4音が響く。じっくり。悲しくないのに涙が出そうになった。
切れ目無く「闇夜を抱く君に」。この曲は「軋む音」シリーズの中で作られ、喜多さんに捧げた曲ですと紹介がありました。ストレートで深い想いに触れ、素直にすごいなぁと思った。
03. ホルトノキ(黒田京子作曲)
(ここからはすべてデュオでの演奏でした。)
デュオでは久しぶりとの事。
ヴァイオリンは湿気との戦いもあるのか。でも良い音だ!
04. ひまわり(Henry Mancini作曲)
よく知られた曲です。自由な世界に飛び立ちながらも、しっかり歌います。
05. オンディーヌ(黒田京子作曲)
休憩


06. ゴリアルドのアヴェマリア(13世紀の曲)
07. ひまわりの終わり(黒田京子作曲)
08. Moon River(Henry Mancini作曲)
「空に吸はれし心」に収録されていますが、ライヴでやるのは久しぶりですね。
09. 鶴 Zuravli (Y・フレンケル)
デュオで演奏するのは初めて。ロシアの歌です。
アンコール:ろうそく(黒田京子作曲)


ヴァイオリンが見事に笛の音色を奏でるスルタスト奏法、曲を奏でながらも又別の世界に行って帰って来る自由。
私の気持ちにピッタリでした!