3/21 翠川敬基、黒田京子@インエフ
春分の日の午後のライブに行った事だけはここに書いておきます。
3月21日
翠川敬基(チェロ)
黒田京子(ピアノ)
インエフ店長より、4月15日のライブレコーディング(招待制)の告知がありました。その値段は私には高くて無理。
翠川敬基、黒田京子@インエフ
久しぶりの黒田京子さん、久しぶりのインエフでした。富樫雅彦さんの曲をたっぷり、黒田さんの「ゼフィルス」、翠川さんの「ヒンデ ヒンデ」。豊かな時間だったなあ。私は案外、最後の富樫さんのバラード曲が好きなんです。
11月5日
翠川敬基 (チェロ)
黒田京子 (ピアノ)
喜多直毅、翠川敬基、久田舜一郎@レディ•ジェーン
前半30分が即興演奏、後半は能「融」(とおる)をたっぷりでした。久田さんの小鼓と謡、しびれました。
能「融」は今までに3回は見ているのですが、月が関係する能、くらいしか記憶がなかったです。久田さんが事前に解説してくださって有難いです。「僧は敲く月下の門…」という一節がこれに入っているのですね。わかっていたら詞章を予習しておくと良かったなぁ。
ちなみに、久田さんを初めて聴いたのは、2010年7月のポレポレ坐で、齋藤徹さんとのデュオでした。
10月9日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
翠川敬基 (チェロ)
久田舜一郎 (小鼓、謡)
「舞曲」(喜多直毅クアルテット、ジャン・サスポータス、ベネディクト・ビリエ)@いずるば
開場は満席。普段のコンサートでは、セットリストと次回の告知が載った"当日プリント"があるのですが、今回は無かったと思います。なので、曲のタイトルは合っているか自信ないです。ダンサーさんが入るところと器楽だけのところがあって、私が一番グッと来たのは、ジャンさんがリーンと鳴る鈴?を鳴らしながらステージ部分を横切って行ったシーン。そこは「ふるさと」だったと思う。やっぱり、場所的にも故•齋藤徹さんを思い出す。一旦退場する時に、ワンピースのような衣装が見えて、これは何かあるぞ、という予感。なんと「街角の女たち The Pom-Pom Girls」の音楽に乗って、ジャンさんがミニスカワンピース姿で登場でした。可愛いかったし、上品だった。ベネディクトさんとジャンさんが楽しげに、かつ、仲睦まじい感じで(エロスではない)絡んで踊るのも良かった。
アンコールはポピュラーな感じの曲、矢萩竜太郎さんも参加し、手拍子も起こる。これはなんだっけ…と帰りの電車で考え、帰宅してYouTubeで裏を取りました。フレンチポップ、Enzo Enzoの"Les yeux ouverts " だと思います。喜多さんがピアニストとデュオで時々演奏されてた曲。
個人的ないろいろのことが変わり、最近は喜多さんのライブにはあまり行っていませんが、8月と9月の年休(各1日)は"Beyond the sea 2022"のために使いました。落語熱も復活していて、行きたいもの沢山、体力は低下で困ります…と言い訳。次回、喜多直毅クアルテットは11月17日@PIT INNだそうです。これがバッチリ行ける感じなので嬉しいな。
9月15日
喜多直毅クアルテット
喜多直毅 (ヴァイオリン)
三枝伸太郎 (ピアノ)
ジャン・サスポータス (ダンス)
ベネディクト・ビリエ (ダンス)
私の城 自閉症を主題とするダンスシアター@シアターχ(カイ)
少しおして開演。暗闇の中から齋藤徹さんの音楽がヴァイオリン、コントラバスで静かに始まると、いきなり何とも言えない心もちになった。これ!この音!この音楽に惹かれて、たくさんの演奏会場に足を運んだことを思い出す。
今夜は「自閉症を主題とするダンスシアター」の日本初上演。演奏者は4人で、舞台左端に喜多さん、少し奥に田辺さん、右奥にマクイーンさん、右端に熊坂さんという布陣。そこに、4人のダンサーさんが出たり入ったりして表現する。また、客席に英語で話しかけたり、英語の詩を読んだり、いくつかのモノを使ってもいた。
自閉症を主題とする、ってどういう事なのだろう?アフタートークに残る時間的余裕はなかったので、そのあたりはよくわからなかった。約1時間のパフォーマンス。ジャンさんは舞台上にいらして、少しダンサーさんと絡むが、主に隅の方で全体を見守ってらした。
後半、演奏家も布をかぶったり、また、スマホでそれぞれ会話しながら歩き回るシーンがあった。自閉症…個人的に関わったことがあるけれど、その人それぞれだし、場面にもよるだろうし。興味深い1時間だった。
8月29日
出演:皆藤千香子、ソフィア・オットー、ファリス・サレー、深堀絵梨
喜多直毅(ヴァイオリン)、熊坂路得子(アコーディオン)、田辺和弘(コントラバス)、マクイーン時田深山(十七絃筝)
演出・振付 ジャン・サスポータス
作曲 齋藤徹
音楽監督 喜多直毅