もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×黒田京子@桜座

11月21日
喜多直毅(ヴァイオリン)
黒田京子(ピアノ)


首都圏を出て、“Hymne à l'amour 愛の賛歌”発売記念コンサートツアー2014の始まりです。
私は大好きなので、何回でも聴きたいです。
そして、このデュオの生演奏を初めて聴く方、久しぶりに聴いた方とご一緒に聴けるのは、やっぱり楽しいし、嬉しいです。


01. ヴァレンシア (冨樫雅彦作曲)
02. 雨のブルース(野川香文作詞、服部良一作曲)
03. 他人の顔 (武満徹作曲)
自由に暴れ回るように演奏するヴァイオリ二スト、喜多直毅。
片方の膝にヴァイオリンを立てて弾く姿は、少しエロティックにも見えます。
04. Les Parapluies de Cherbourg シェルブールの雨傘 (Michel Legrand)
05. 遠くへ行きたい (永六輔作詞、中村八大作曲)
渋谷からは井の頭線京王本線高尾駅まで行きまして、そこからJR中央本線甲府に着きました。
車窓からの風景を思い出しながら聴きました。
激しく、また、静かに。
どの曲のどこで、は覚えていないのですが、黒田さんのピアノに覆い被さるような姿が印象的でした。
直毅さんが昨日公開したこのCDのメイキング・ムービーの中で、黒田さんが「喜多さんの編曲はキッチリ書かれていて、喜多直毅カルテットのメンバーが、吐きそうになる程だったと言って(書いて)いたのが、よくわかった」と発言されています。
あ、こういうことなのかなぁと思ったところもありました。


休憩
(CDがどんどん売れてましたね。つられて買いそうになりました、もう2枚持っているのに。ハイ、日常に聴く為に1枚、どなたかにお貸しする為にもう1枚です。)
06. ゼフィルス (黒田京子作曲)
故・冨樫雅彦さんに捧げた曲。
07. Last Tango in Paris ラストタンゴ・イン・パリ (GATO BARBIERI)
08. 空に吸はれし心〜 09. ふるさと(ともに喜多直毅作曲)
10. Les Yeux Ouverts 瞳を開いて
フランスのお洒落な曲、という紹介でした。前に田中信正さんとやってますね。
ここで、一回息をするという感じ。緊迫するばかりでなく、メリハリを付けて。
11. Hymne à l'amour 愛の讃歌(エディット・ピアフ作詞、マルグリット・モノー作曲)
そして、アルバムのタイトルでもあるこの曲。
初めて聴いた時は、別な曲かと思ったほど、長くアレンジ部分があって、最後の最後で超有名な旋律を歌い上げます。
真正面!
アンコール;I Girasoli ひまわり (Henry Mancini)
今夜はピアノが特に凛と美しかった。
もちろん、ヴァイオリンが大好きです。