もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×黒田京子@陀瑠州

11月22日
喜多直毅(ヴァイオリン)
黒田京子(ピアノ)


行けるチャンスがある時には、聴きたい音楽を聴きに行きます。
中央本線各駅停車も、良いものです。


陀瑠州は「だるうす」と読みます。
松本市の有名なライヴハウスであり、カフェ、ご飯屋さん、なのかな。
ちょっと遠慮して、端の席に座ろうとしていたら、「こっち(ど真中)の方が、音が良いですよ」とヴァイオリ二ストに勧められ、遠慮は止めてそこに座って聴きました。
ノイズ系の音も大好きです。
でも、今夜一番好きだなぁと思ったのは、「愛の讃歌」の後半、テーマが完全に現れる直前の、メゾピアノで歌ったヴァイオリンの音色です。


01. 雨のブルース(野川香文作詞、服部良一作曲)
02. シャリバリ(作曲者不詳)〜 03.Marche pour la cérémonie des turcs トルコの儀式のためのマーチ(Lully作曲)
CD発売記念コンサートですが、CDに収録されていない曲も結構ありました。
私の大好きなリュリのマーチ、滅多にやらないのに今夜聴けて嬉しい!
04. 黄昏のビギン (永六輔作詞、中村八大作曲)
敢えて、ずらして弾いて、素敵だったのは、これだったか、雨のブルースだったか。
05. Canción Para Mi Guitarra Sola (Juanjo Domínguez)
06. 遠くへ行きたい (永六輔作詞、中村八大作曲)
ノイズ成分がたっぷりのヴァイオリン。弦のペグの方まで、擦ってました。
休憩
07. Last Tango in Paris ラストタンゴ・イン・パリ (GATO BARBIERI)
08. ジョン・ダウランドの曲
09. 他人の顔 (武満徹作曲)
10.  I Girasoli ひまわり (Henry Mancini)
何か、心にジーンと来て、かえって拍手は出来なかった。
11. Hymne à l'amour 愛の讃歌(エディット・ピアフ作詞、マルグリット・モノー作曲)
アンコール;残された空 (喜多直毅作曲)


ツアーの中間は、私は欠席でして、次に行けるのは神戸なんです。
どうぞ、みなさん、チャンスを作って名古屋、京都に行かれてはいかがでしょうか?