もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅タンゴトリオ(喜多直毅、北村聡、松永裕平)@エル・チョクロ

ギッシリ満席の楽しいタンゴライヴでした。
華やかに大きい音量で(楽器で)歌う曲に、客席からは歓声が上がってましたよ。
ヴァイオリンが大いに歌う"Todo es amor すべては愛 " も素晴らしかった。
そういう華麗な曲も好きですけど、小さい音量で聴衆が耳を澄ましているな、という感じ、空気の密度が上がるようなところが一番好きです。
" EN PENUMBRAS 薄明かり"、そして、" Tierra querida 我が故郷 " には心を打たれた気分です。トリオの第1回目のライヴよりグッと惹かれました。
タンゴの種類や約束事はよくわからないけれど、曲の最後でスッと音量を落とすスタイル。これって、なんて素敵なんだろう、といつも思います。

3月19日
喜多直毅タンゴトリオ
喜多直毅 (ヴァイオリン)
北村聡 (バンドネオン)
松永裕平 (ピアノ)

ところで、直毅さんの指の火傷は、もう絆創膏なしでした。

01. Preludio nochero 夜のプレリュード(Federico)
02. Danzarin (Julian Plaza)
03. El amanecer 夜明け (Roberto Firpo)
ヴァイオリンが鳥のさえずりのような音を奏でます。
04. Nací Milonga ナシ・ミロンガ
軽快で明るい曲。歌入りの動画みつけました。
https://www.youtube.com/watch?v=Ngkdf3pitUg
05. Marron y azul 茶色と青 (Astor Piazzolla)
これはヴァイオリンとバンドネオンのデュオ。
06. Paris oton~al (Jose Nicolas Libertella)
07. La silueta 影 (平吉毅州)
日本人が書いた曲です。曲が終わってから、近くの席の方が「これ、裕平くんの十八番なのよ」と歓談なさってました。
休憩

08. EN PENUMBRAS 薄明かり (Federico)
タイトルと作曲者が合ってるかどうか自信なし。くやしい。感想文をネットにアップするのだから、裏付けは取りたいのですが。
演奏はとにかくよかった。びっくりするくらい。
09. Todo es amor すべては愛 (Leon Lipesker)
10. El choclo (A. Villoldo)
これは、ヴァイオリンとピアノのデュオ。世界で2番目に有名なタンゴの曲、と直毅さんが紹介されてました。1回だけ、ダンっと足を踏み鳴らしたのはこれだったかな。
11. Capricho oton~al 秋の奇想曲 (Federico)
好きな曲を選んだら、なぜか秋の曲が重なったそうです。
12. Tierra querida 我が故郷 (Julio De Caro)
13. Canaro en paris パリのカナロ (Alejandro Scarpino&Juan Caldarella)
アンコール;La Cumparsita (Rodriguez)