もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×田中信正@アトリエ ひらり

季節の変わり目ですね。
私はそこそこ精神が弱いうえに馬鹿なので、最後の「Frag Nicht Warum」を聴いてよけいに悲しくなって、終演後のティータイム(この会場では、演奏者を囲んで手作りのお菓子と飲み物で歓談、がセットになっています)は遠慮して帰宅しました。
演奏はすごく良かったのですよ。ほぼ満席でした。

3月18日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
田中信正 (ピアノ)

01. Naufragio 難船 (Amália Rodrigues)
02. Soledad 孤独
暗くて好きです。
03. O Vôo da mosca 蚊の飛行 (Jacob bandolim)
まず、ヴァイオリンの独奏から、曲へ。バンドリンという楽器の練習曲として書かれた曲だそうです。超絶技巧で、しかも楽しい曲。なだれこむように終曲しました。
04. Bebê (Hermeto Pascoal)
休憩

05. Abrázame 抱きしめて (フリオ・イグレシアス)
06. Libertango リベルタンゴ (A.Piazzolla)
速くて鋭いリベルタンゴでした。
07. Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海 (Ramirez)
信正さんのピアノソロ、しっかり聴きました。
08. Contigo en la Distancia 遠く離れていても (Cesar Portillo De La Luz)
アンコール1 :Chorinho pra ele (Hermeto Pascoal)
パスコアールの変態的 (ほめてます)で楽しい曲。自由な展開の中で、別の曲も少し入ってましたね。
アンコール2 :Frag Nicht Warum (Richard Tauber)
詩が悲しいのです。旋律は王道の美しさ。

次回は4/14(土)、エル・チョクロ、と告知されていますが、4月10日に、天王洲アイルにオープンするライブハウスにも出演するそうです。(対バン形式) 詳細は検索してみて下さい、とおっしゃってましたが、私にはみつけられず。告知を待ちます。
*3/31追記
4/10のライヴは日程が延期になり、「喜多直毅、田中信正」での出演は無くなったとのことです。
渡欧前の最後のライヴは、4/17の松本弦楽器になる見込み、とお聞きしました。