もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×田中信正@エル・チョクロ

私は喜多直毅さんのヴァイオリンが大好きです。今日は田中信正さんの「アルフォンシーナと海」の中のピアノ独奏が、今までで一番グッと前に出て自己主張していて、とても良かった!それに続くヴァイオリンソロもとてもとても良かったです。
本編ラストは「Frag Nicht Warum Ich Gehe」。木曜日の中野でこの曲の話をしたばかりだったので、とても嬉しかった。別れの詩なので、悲しくて、挨拶もせずに会場を出た日もありましたが、今日は気持ちの中のおさまるところにスッとおさまりました。
あと1回で、しばらく直毅さんの国内のライヴがない(ドイツ公演のため)のはさびしいですが。

4月14日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
田中信正 (ピアノ)

01. ALFAMA アルファーマ (Amália Rodrigues) 
02. Olha Maria オーリャ・マリア (Vinícius de Moraes/Antônio Carlos Jobim& Chico Buarque)
03. Soledad 孤独
ここのヴァイオリン独奏が大好きです。
04. Bebê (Hermeto Pascoal)
05. Contigo en la Distancia 遠く離れていても (Cesar Portillo De La Luz)
数年前、myspaceにアップされている中で一番再生回数が多かった曲ですね。たぶんそこが、2017年にリリースされた同じタイトルのアルバム作りのスタートだったのでは?

休憩
06. Libertango リベルタンゴ (A.Piazzolla)
熱量の高いリベルタンゴ
07. LA VALSE DES LILAS リラのワルツ (Michel Legrand)
08. Les Yeux Ouverts 瞳を閉じて
フレンチポップスの軽快な曲。
09. Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海 (Ramirez)
10. Frag' nicht warum Ich gehe
これはマレーネ・ディートリッヒの歌です↓
https://www.youtube.com/watch?v=V7DrJTCF-FA

次回は同じ会場で9月23日(日)に決まったと、さっき直毅さんがツイートなさってました。「次はクリスマスに」というMCに、客席もお店も「その前に〜」という声が出てましたからね。
エル・チョクロでのクリスマスライヴは12月23日(日)に決まったそうです。マスターがフェイスブックに書いてらっしゃいます。
マレーネ・ディートリッヒのロンドン公演(1972年)が丸ごとYouTubeにあって、その中の「Frag' nicht warum Ich gehe」を聴いて譜面に起こしたとMCでおっしゃってました。これですね。49分から53分のあたりです。
https://www.youtube.com/watch?v=JJIwlMTm4_I