もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×田中信正×西嶋徹@公園通りクラシックス 

2回目のライヴとなるこのトリオ、とてもバランスが良くておもしろい。喜多直毅さんがリーダー的な今までのユニットのなかで、メンバー全員がしっかり主張し生きている感じを強く受けます。そして、『うた』を楽器で奏でているので、ある種のわかりやすさがある。喜多直毅クアルテット、即興演奏、古典タンゴ、シンガーソングライターライヴとはまた違った味わい。とてもおもしろく、楽しかったです。客席に北村聡さん、TANGOWERKのNHOAHさんがいらしてました。次回は12月22日(日)、会場はエル・チョクロだそうです。

 

10月30日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

田中信正 (ピアノ)

西嶋徹 (コントラバス)

 

PAなし。左から田中さん、喜多さん、西嶋さん。

01. ALFAMA アルファーマ (Amália Rodrigues)

02. 五木の子守唄 (熊本民謡) 

03. Libertangoリベルタンゴ (A.Piazzolla)

04. 赤い橋 (浅川マキ)

05. Chorinho pra ele (Hermeto Pascoal) 自由度が高くて笑いたくなるほどでした。

休憩

06. Soledad 孤独 (Chavela Vargasの歌った曲) 冒頭、ヴァイオリンとコントラバスがユニゾンしていてとても良かった。

07. ?  (たぶん、Upa Neguinho) 中間部で弦と弦のインタープレイで「たのしい!」と口にするヴァイオリニスト氏。

08. I Girasoli ひまわり (Henry MancinI) 実にドラマティック。MCで同じ監督の映画『ウンベルトD.』の話題が出てました。

09. 故郷 (岡野貞一作曲) 喜多直毅作曲「ふるさと」も途中に入っていました。

アンコール;舟唄 (浜圭介作曲) 八代亜紀のヒット曲。好みですけど、私はこの歌詞はあまり好きじゃないです。