もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

さくら学院公開授業「歌の考古学」1時限目@THE GRAND HALL

「歌の考古学」、チケットが初めて当たって行って来ました。
自分が生まれる前の歌から、これ!という1曲を選び、調べ、そのプレゼンをして、最後に一人でア・カペラで歌う、という、さくら学院年度末恒例の公開授業です。
さくら学院の曲の中でソロパートはあるものの、一人が1曲ア・カペラで歌うのはこの機会くらいでしょう。
100分くらいの授業(公演)のなかで、いくつも「ドラマ」がありました。
それは、脚本に書かれたものではなく、その場で実際に起こることなので、ハラハラしたり、笑ったり、ジーンと来て涙が出たりしました。
歌う順番も、まずは挙手が促され、藤平華乃が手を上げてトップバッターに。担任の森先生が「けもの道を行くなぁ!」とほめてました。同期で同学年の吉田の名前を歌詞に入れて歌いました。
二番を希望した吉田爽葉香、見事に藤平の名前を入れてアンサーソングに。アップテンポな曲をア・カペラでしっかり歌ってました。
歌の表現力では、日高麻鈴が飛び抜けている印象でした。頑張って強く出すところと、スッと引くところのメリハリが私は好きです。
麻生真彩も力強かった。倉本校長から講評で「100点!」と言われてました。
田中美空の歌は、ピッチは合っていないけれど、歌詞の内容と実際の彼女の心情がリンクしていて、一番たくさん涙が出ました。
岡崎百々子は、途中、歌詞が出て来なくなり止まりましたが、最後まで自分で気持ちを立て直しながら、歌い切った精神力は凄いなぁ。そして、歌い終わって、泣きそうになったらしく上を向いたりした後、切り替えて笑顔を見せてくれました。素晴らしい。

3月4日
出演 (歌った順)
藤平華乃(中1) 「Best friend 」(kiroro)
吉田爽葉香(中1) 「ね〜え?」(松浦亜弥)
麻生真彩(中2) 「聖母たちのララバイ」( 岩崎宏美)
田中美空(小5) 「tomorrow 」(岡本真夜)
日高麻鈴(中2) 「part of your world」(「リトル・マーメイド」より。英語で。)
岡崎百々子(中3) 「道化師のソネット」( さだまさし)

担任 森ハヤシ
講師 倉本美津留(さくら学院校長)