もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

(イベントの感想) 5/20 さくら学院☆2017〜転入生オリエンテーション〜 1時限目@はまぎんホール ヴィアマーレ

さくら学院は歌って踊る成長期限定アイドルグループですが、今日のイベントは歌もダンスもありません。体力測定とか、大声コンテストとか、最年少の子が描いた絵を見て出された「お題」を当てるクイズとかでポイントを付け、最下位のメンバーには罰ゲームがあるという、まさにお楽しみイベント。
そもそも、1時限目と2時限目にメンバーが振り分けられていて、6人ずつしか出演しない。

それでも行きたかったのは、メンバー一人ひとりが好きだし、まだ知らない面を知りたいからかな。
客席の男女比は、8対2?9対1?圧倒的に多い男性ファンのみなさんの中には、疑似恋愛の要素を持っている方もいるかと思いますが、私はそうではありません。
一昨年の12月に初めてさくら学院のステージを映画館で(ライブ・ビューイング)見た頃から、引き込まれて行きました。
今や、2011年度から2015年度までの卒業式映像のDVDを全て購入して見ました。無料のYouTubeだけでは全体がわからないし、いつか削除されるおそれもあるし。

何が良いの?と聞かれることがあります。
少女たちが成長するドキュメンタリーを同時進行で味わっている感じなんです。オモテに見える部分に嘘=作りごと、が全くゼロなのかどうかはわかりません。でも、すごく少ないと思う。
成長だけでなく、失敗することもあります。
今年3月の公開授業「歌の考古学」(自分が生まれる前の曲を一つ選んでプレゼンし、ソロでアカペラで歌う)で上手く歌えなかった生徒会長・倉島颯良(中三)を、翌日午後7時からの生配信番組の冒頭でリベンジさせたけれど、スラッとは歌えなかったのは事実。でも、その場面で画面には映らないところから、同じ中三の黒澤美澪奈が小声で歌詞のフォローしたり、歌が終わるとキチンと切り替えて楽しいトークになったのは素晴らしかった。
良い曲も沢山あります。私が好きなのは、「FRIENDS」「君に届け」「未完成シルエット」「ハートの地球」「キラメキの雫」「アイデンティティー」等々。(これは、昨年12月に「崩壊」したBELLRING少女ハートにも同じことが言えます。さくら学院が希望なら、ベルハーは絶望に共感してくれる名曲が多い。)

ということで、本日の感想。
予想以上に楽しかった!
ステージ上で身長や立位体前屈測定を見るのがこんなに楽しいとは思わなかった。その行為が楽しいだけでなく、場の雰囲気が楽しいのでしょうね。
そして、さくら学院ファンは心が広い!
メンバーが1個ずつ客席に向かってソフトボールを投げ、距離を競うゲームの時です。(受け取ったらそのボールはもらえます。)どのメンバーの時かな、最初にボールが手に当たった人がはじいてしまい、数席横の人がしっかり取ったのですが、彼は最初の人に戻したのです。

最後に、実は昨年も転入生オリエンテーションのチケットは取っていたのですが、その4日前に父親があの世に行ったせいで私は行けなかったのです。だからリベンジでもありました。
今日が楽しかったから、親を許します。…と書くと、なんてひどい娘だと思われる方もいるでしょう。でも、今の私の感情を正直に表すとそういう感じです。親子関係は個別な事柄なので。

5月20日
出演
さくら学院12人のうちの6人
山出愛子岡崎百々子 (中等部3年生)
新谷ゆづみ (中等部2年生)
吉田爽葉香、有友緒心 (中等部1年生)
八木美樹 (小等部5年生)
担任:森ハヤシ

転入式は、チケットが取れなくて、生配信をさくら学院ともだちと一緒に恵比寿の貸会議室のスクリーンで見ました。準備してくださった方々に感謝です!
小5の二人のフレッシュなこと!その一方で、小6がいないというメンバー構成を今後どうするかな、とやや心配。でも、その時その時で対応していくのでしょう。
そして、翌日、「ライブビューイング」という名の、一日遅れの転入式映像を新宿の映画館で見ました。

5月21日追記
開演前のBGMが今までとは雰囲気が変わって、日本語の曲が多かった。最後はperfumeの「チョコレイト ディスコ」で、八木美樹が開演前の影アナウンスをする間も流してました。6月のアミューズフェスにさくら学院が初出演することと関連するのかな。BGMが(さくら学院の曲以外の)日本語だと言葉の意味が強く出て、私は好きじゃないです。
開始のチャイムの直前は、いつもの"kiss me again" (All Time Low) でした。