もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

ウタウタ(松本泰子、喜多直毅、長谷川友二、和田啓)@音や金時

いつもより熱量高めの「ウタウタ」だった気がします。
それはたぶん、泰子さんの歌声がそうだったからかな。
私が大好きな、金子みすゞの詩に曲を書いた「土と草」。久しぶりでした。そして、進化していました♪
新曲「バル・バルー」は激しくて。和田さんのレクが聴けて嬉しい!
直毅さんのヴァイオリンは、繊細に歌ったり、ラスト曲「せせらぎ」では和田さんのカホンと対決?したり。
盛り沢山で楽しかったです。
ちょうど6年前の3月15日、東日本大震災後に初めて行ったライヴがウタウタだった事をふと思い出しました。

一つ不満は、演奏中に心の中の言葉を声に出してお連れさんと話しているお客さん…。
聴き方のスタイルはいろいろあると思います。でも、素晴らしいと感じるならば、そこは黙って心の中で賞賛してもらえないでしょうか。

3月15日
ウタウタ
松本泰子 (うた、ヴォイス)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
長谷川友二 (ギター、うた)
和田啓 (パーカッション)

01. さくら (松本泰子作詞作曲)
02. 旅情 (喜多直毅作詞作曲)
03. おちばとおちば (長谷川友二作詞作曲)
長谷川さんと泰子さんで歌い交わすのが気持ち良い!
この曲のあとで、"今年の抱負"をそれぞれ話すことに。直毅さんの抱負は、1日1曲短い曲を書く、でした。
04. 土と草 (金子みすゞ・詩/ 松本泰子作曲)
詩の言葉の他に、スキャット?も入っていました。
〜05. つもった雪 (金子みすゞ・詩/ 松本泰子作曲)
06. 小さな空 (武満徹作詞作曲)
ギター独奏から始まり、泰子さんのアカペラにつながって行きました。
07. バル・バルー (和田啓作曲、初演)
いわゆるソロ回しがそれぞれ激しくて大好き。
休憩
08. 千年前の村 (喜多直毅作詞作曲、ウタウタでは初演)
09. 地図のない町 (松本泰子作詞作曲)
10. 春が来ると (喜多直毅作詞作曲)
最後の"春が来ても 春が来ても あなたはいない "のところで、和田さんが金属のパイプのような楽器(名称知りません)を鳴らしていた。気持ちが入ります。
11. わたしのうたをうたう (横山一真和田啓作詞、和田啓作曲)
12. 赤い涙 (喜多直毅作詞作曲)
本編の前と後に、独立した感じの激しい演奏があってすごかった。
13. せせらぎ (和田啓作詞作曲)