もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

ウタウタ (松本泰子、喜多直毅、長谷川友二、和田啓 )@音や金時

金子みすゞの詩に曲をつけた歌が久しぶりに聴けて嬉しかった。
いろいろな側面を持ったグループです。今夜は和田さんの打楽器にドラムセット系の物が多かったですね。
私は、たとえばレク (タンバリンの祖先に当たる楽器)ひとつの方が、実は好きです。
ヴァイオリンは伸びやかに歌ったり、少しこもったような音色だったり、ギリギリとこすったり、ピタリと良いタイミングで指で弦を弾いたりして、楽しかった。
ウタウタはこのペースだというのを忘れていたせいか、私がせっかちな性格だからか、正直に言うと全体にちょっと長く感じてしまいました。他の人々はどうだったのでしょうか。
一つひとつはとても良かったのですが。

12月7日
ウタウタ
松本泰子 (うた)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
長谷川友二 (ギター、うた)
和田啓 (パーカッション)

01.おちばとおちば (長谷川友二作詞作曲)
02.赤い涙 (喜多直毅作詞作曲) 
03.兵隊たちの軍歌 (宮沢賢治・詩、和田啓作曲)
宮沢賢治「北守将軍と三人兄弟医者」より
04.木 (金子みすゞ・詩 /松本泰子作曲)
『木』 金子みすゞ・作
お花がちって
実がうれて、

その実が落ちて
葉が落ちて、

それから芽が出て
花がさく。

そうして何べん
まわったら、
この木はご用が
すむかしら。

05.つもった雪 (金子みすゞ・詩 /松本泰子作曲)
06.うたうたいの落ち葉 (松本泰子作詞作曲)
ヴァイオリンがたっぷり歌います。直毅さん、ウタウタでは珍しく立奏でしたね。
07.地図のない町 (松本泰子作詞作曲)
激しく。

休憩
08. わたしのうたをうたう (横山一真和田啓作詞、和田啓作曲)
ネイティブ・アメリカンの短い詩が元になっているそうです。
09.春が来ると (喜多直毅作詞作曲)
10.?
メンバーが作曲したのではない、イギリスの歌、と紹介されていたと思います。でも、タイトル覚えられませんでした。残念。
11.夜風 (和田啓作詞作曲)
12.旅情 (喜多直毅作詞作曲)
13.せせらぎ (和田啓作詞作曲)
アンコール;小さな空 (武満徹作詞作曲)