もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

ウタウタ(松本泰子、喜多直毅、長谷川友二、和田啓)@音や金時

幅広い曲想のうたを13曲。
ますます良い感じになってます、ウタウタ。
「皆んな、去って行った」(喜多直毅作詞作曲)の詩にはジーンと来ます。
奄美の子守唄」は泰子さんの伸びやかな声だけでなく、ギターソロとそこに水琴窟のように入るヴァイオリンのクリップ装着音、弓弾きのヴァイオリンソロや、つまびくような打楽器のようなヴァイオリンがとても好き。
アンコール「赤い涙」(喜多直毅作詞作曲)のパーカッションソロも心に残りました。

2月9日
ウタウタ
松本泰子 (うた)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
長谷川友二 (ギター、うた)
和田啓 (パーカッション)

*印の曲は1stアルバムに収録されています。
01. おちばとおちば (長谷川友二作詞作曲)*
02. 皆んな、去って行った (喜多直毅作詞作曲)
詩は厳しかったり、希望が持てたりする内容です。曲調は暖かい。
03. 春が来ると (喜多直毅作詞作曲)*
04. 夜風 (和田啓作詞作曲)
05. 地図のない町 (松本泰子作詞作曲)*
06. 遠いあの日 かつてこどもだった大人たちへ (原田一樹作詞、和田啓作曲)
船橋市の市民ミュージカル「アンデルセンプロジェクト」のために書かれた作品。
休憩

07. Culloden's Harvest (Alastair McDonald)
これのみ英語で歌われてました。
08. かばんと画用紙 (和田啓作詞作曲)
09. 奄美の子守唄 (奄美地方の民謡、和田啓編曲)
10. さくら (松本泰子作詞作曲)
11. 愛するために (松本泰子作詞作曲)
12. 君の住む国 (喜多直毅作詞作曲)
アンコール;赤い涙 (喜多直毅作詞作曲)*
パーカッションソロから始まりました。直毅さんの(ヴァイオリンを使った)日本の古典のような表現がしっくり来ますね。
「3番」にあたる、
『土は叫ぶ、土は叫ぶ
母犬の名を
お前の子が怪我を負って
死にそうだよと(後略)』この部分が一番好きです。

追記
このライヴのこと、曲のことを書いた喜多直毅さんのブログです。
http://nkitavln.blogspot.com/2018/02/29.html