もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

ウタウタ(松本泰子、喜多直毅、長谷川友二、和田啓)@音や金時

今夜のウタウタは4人のバランスが特に良く、充実した時間でした。曲数はたくさんあったけれど、長いと感じなかった。
もし分類するなら、何でしょう?
主に日本語で演奏されているからJポップ、或いはフォークソング?と言うには抵抗ありますが、うた、と呼ぶと範囲が広過ぎて聴いたことのない方には伝わらないですね…。
昨日完成した喜多直毅作詞作曲の新曲は、今までと少し違ったテイストの詩だなぁと思いました。

6月14日
ウタウタ
松本泰子 (うた、ヴォイス)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
長谷川友二 (ギター、うた)
和田啓 (パーカッション)

01. 旅情 (喜多直毅作詞作曲)
02. せせらぎ (和田啓作詞作曲)
03. 赤い涙 (喜多直毅作詞作曲)
04. つもった雪 (金子みすゞ・詩/ 松本泰子作曲)
〜05. 土と草 (金子みすゞ・詩/ 松本泰子作曲)
06. わたしのうたをうたう (横山一真和田啓作詞、和田啓作曲)
07. 地図のない町 (松本泰子作詞作曲)
休憩

08. おちばとおちば (長谷川友二作詞作曲)
男女混声のハーモニーが暖かい。
09. 星めぐりの歌 (宮沢賢治作詞作曲)
素朴な旋律です。2012年6月に両国・シアターχ(カイ)で1ヶ月弱にわたり宮沢賢治に関連する芸術祭がありました。私は"イーハトブ石炭袋アンサンブル"(Elaine Hudson、齋藤徹、さとうじゅんこ、喜多直毅)目当てに行ったのですが、同じ日にこの曲とジャグリングで賢治の世界を幻想的に表現しているグループがあったのを思い出しました。
10. 兵隊たちの軍歌 (宮沢賢治・詩、和田啓作曲)
宮沢賢治「北守将軍と三人兄弟医者」より
11. Culloden's Harvest (Alastair McDonald)
英語で歌います。
12. 君の住む国 (喜多直毅作詞作曲、初演)
「戦争」という言葉もあり、割と直接的な詩でしたね。
13. バル・バルー (和田啓作曲)
タイトルはインドネシア語。歌ではなくて、ヴォイスという感じでした。
アンコール;Imagine (John Lennon)
これも英語で。