もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅クァルテット@求道会館 

2ndアルバム『WINTER IN A VISION 2』リリース記念コンサートでした。大勢のお客さん。
喜多直毅さんのブログ、"Violin Diary " の6/6付けに新曲のことが書かれていたので、どんな曲だろう?と楽しみにしていたら、優しい曲でした!強い部分もありますが、心優しいうたから始まる感じがしました。
5月の終わりから、全部で4回、喜多直毅クァルテットの演奏を聴いて思うこと。
緊迫と覚悟とスキルに溢れ、こんなに美しいクァルテットの音楽を必要としている人々は、世の中に沢山いるに違いない。
客席にいた私たちだけではなくて。
そして、私は幸せなんだなぁ。辛いこともあるけど、こんなご褒美もらっているから。
希望が見えました。

6月10日
喜多直毅クァルテット
喜多直毅 (音楽とヴァイオリン)
北村聡 (バンドネオン)
三枝伸太郎 (ピアノ)
田辺和弘 (コントラバス)

01. 鉄条網のテーマ
この曲に限らず、演奏中メンバー同士のアイコンタクトや、曲が終わってチューニングしたい時に自然にピアノがAを鳴らすことがより増えた気がします。
02. 燃える村
味わい深いテーマだなぁといつも思います。好きです。
03. 疾走歌
04. 峻嶺
苦味のある高揚感。泣きそうになる曲です。
05. 夏の星座 (初演)
直毅さんがブログに、黒田京子さんとのデュオで演奏したけれどもう少し膨らませた方が良いと判断し楽譜のファイルにしまい、今回の為に作り直した曲、と書いてあったので、実は予想してました。「夜のにぎわい」か、「星空のテーマ」かな?
曲想を覚えていなかったので結局わからず。終演後にお聞きすると「星空のテーマ」とおっしゃってました。(もしかしたら会話が繋がっていなかったかもしれません。CDにサインを求める列が出来てましたから。)
この曲も、ここぞというタイミングでコントラバスが歌います。
アンコール;残された空
リリース記念コンサートなので、特別にアンコール。