もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×西嶋徹@松本弦楽器

このデュオの「楽器屋さんでライヴ!」は今夜が3回目。
今までとは形を変えて、MCなし、連続しての演奏(アンコール含めて90分弱)は、喜多直毅クァルテットのコンサートと同じ感じでした。
私はこれが良いな。
直毅さんが西嶋徹さんと共演する動機がはっきり見えたように思いました。
「焦土」が聴けて嬉しい。「春」は、新しいアレンジ?の部分を含めて楽しく、幸せを感じました。

6月29日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
西嶋徹 (コントラバス)

01. 即興〜死人 (喜多直毅作曲)
02. 黒いカマキリ Una Santateresa Negra (喜多直毅作曲)
03. モスキート・ダンス (Bartók Béla)
え、新曲?とも思いましたが、終演後にお聞きするとバルトークでした。ずっと前に翠川敬基さんと、また、齋藤徹さんとのデュオでもやっていますね。
バルトーク:2台のヴァイオリンのための44の二重奏曲より、No.22 Szunyogtanc(Mosquito dance)
https://www.youtube.com/watch?v=GfGpCbAqXOs
04. 焦土 (喜多直毅作曲)
独特のリズム。やがてテーマが始まり、あ、焦土だ!とわかりました。最終部分も強めの音がきっちりと合っていてとても良かった。
05. 春 (喜多直毅作曲)
後半、コード進行はたぶん「春」だけど旋律は全く別で、私には少々バロック風味に聞こえた部分がありました。そして、「春」の旋律に戻り終曲。
アンコール;First Song (Charlie Haden)