もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×芳垣安洋@試聴室

デュオは初めてですが、歌手のヤドランカさん(故人)のコンサートで一番多く共演なさったそうです。
ドラムスに自分の耳がどれくらい対応出来るかわからなかったので、少し後ろの席にしました。
30分くらいの即興演奏を、休憩を挟んで二つ。PAなし。
2,3回、音量が私の容量オーバーのところもありましたが、繊細な音もたくさんありました。
ヴァイオリンがピアニシモで奏で、竹?小枝?を束ねたようなスティックで音を鳴らした時や、また別の時には、空調 (2台のうちステージから遠い1台のみ動いてました)より小さい音量で、良い感じでした。
直毅さんが、1stセットの途中から靴を脱いで、ソックスで演奏されていたのは、振動をよりストレートに受け取る為だったのでしょう。

2ndセットの終盤、芳垣さんがまずシンバル、そして次々とその他(名前がわかりません…)の物を外して行くのはおもしろかった。シンバルの上に落として大きな音を鳴らしたり、そっと置いたりします。そしてドラムセットの椅子から床の上に移動して演奏でした。
最後、着地点を探り合う感じになりましたが、たぶん、お互いに「ここ」というところで終わったのでは。
行って良かった。

7月2日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
芳垣安洋 (ドラムス、パーカッション)