もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅&黒田京子デュオ@エル・チョクロ 

平日、午後のコンサートでした。
あー、今日は本当に良い日だ!お客さんも大勢で、良い雰囲気でしたね。
1曲目が「春」(喜多直毅作曲)。
いつもと又違う表現、形で迫って来て、飽きるということがありません。
アンコール前の「リリー・マルレーン」(編曲・黒田京子)(デュオでは初演)(直毅さんがたまに使うオルゴールはこの曲だったと思う)は、まるで「泥の川」(喜多直毅作曲)のようなピアノの低音から始まり、やがてあの有名な旋律をヴァイオリンが小さく奏で始めました。曲の後半では、ヴァイオリンの駒の手前側を擦って鳴らす音が、私の心をギュッと掴んで離しません。
一番好きな音楽です。
暦はあまり気にしない方ですが、2016年は良い年になるかも!と思いました。

1月8日
喜多直毅(ヴァイオリン)
黒田京子(ピアノ)

01. 春 (喜多直毅作曲)
02. 黒いカマキリ〜Una Santateresa Negra〜(喜多直毅作曲)
03. 見上げてごらん夜の星を
04. 北の蛍 (森進一が歌った曲)
05. 板橋区 (喜多直毅作曲)
06. ふるさと (喜多直毅作曲)
休憩
07. 忘れな草をあなたに
08. 他人の顔 (武満徹作曲)
演奏が始まってしばらくして、あ、この感じはこの曲かな?と思って、当たると嬉しいです。
安部公房の小説を原作とした映画の為に作られた曲。元の小説を図書館で借りましたが、1ページも読めませんでした。トホホ。
09. 月の沙漠
10. My Wild Irish Rose (アイルランドのトラディショナル・ソング)
11. Lily Marlene (黒田京子編曲)
後でお聞きすると、8日の午前3時か4時頃に湧いて来たそうです。
Marlene Dietrich - Lili Marlene (Deutsch Live)
https://www.youtube.com/watch?v=RDQnfF6-j48
アンコール;おきな草のうた (黒田京子作曲)
宮澤賢治作品を元に作った創作演劇の為に書いた曲だそうです。
黒田さんのソロアルバム"沈黙の声"に収録されていますね。

次回のデュオライヴは2月25日(木)20時、中野・Sweet Rainだそうです。お店のスケジュールで発見しました。