もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅、翠川敬基@音や金時 

平日の西荻窪は、仕事終わってから間に合わないと思ってましたが、頑張ればギリギリ大丈夫でした。あきらめないで行って良かった。即興演奏を二つ。1stセットは、チェロの何かかろやかな音からスタート。途中「アグリの風」につながって行きましたがそこでは終わらず。もうひと段落ありました。20分くらいだったそうですが、短いとは全く感じなかった。2ndセットは30分くらい。チェロのいろいろな特殊奏法があって、1stとは違う雰囲気。弦の裏側を擦っているの初めて見た気がします。ヴァイオリンはクリップ装着したり、ボディを叩いてならしたりもありました。しばらく静かな局面が続いたあとの、力強いチェロの音色がとても良かった。お二人のやりとりは寄り添ったり、離れたり、本当におもしろくて素晴らしい。このところ日々くたびれて、ライヴに行く気力が薄れていましたが、自分のバランス取りながらもう少し出かけようと思いました。


9月18日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

翠川敬基 (チェロ)