喜多直毅&黒田京子デュオ@Sweet Rain
黒田さんの手の動きを見ていることも多かったけれど、ヴァイオリンの音色の多彩さに感嘆です。たとえ、楽器の手前の方の部分を擦るモゴモゴっとした音にも意味があるし、高音域はうっとりするほど美しい。『ダ・ヴィンチ音楽祭』の中の古楽リレーコンサート(8月16日、川口リリアホール)にデュオで出演されるそうです。ラモーの”タンブーラン”のアレンジは、直毅さんがこの日のリハーサルで作り上げたとのこと。とてもとてもおもしろかったです。仕事の嫌なことなんて吹き飛びましたよ。
7月5日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
黒田京子 (ピアノ)
01. Tristorosa (ヴィラロボス作曲)
02. 黒いカマキリ Una Santateresa Negra (喜多直毅作曲) しばらく即興演奏があって曲に入ったかな。
03. カヤノさんのテーマ (黒田京子作曲、映画『作兵衛さんと日本を掘る』より)
~04. 女抗夫のテーマ(同じく) 2曲続けて演奏。初めに『ゴットン節』(作兵衛さんの歌を映画で聴くことが出来ます)が入ってましたよね。
05. 割れた皿 (黒田京子作曲)
休憩
06. 地の底 (黒田京子作曲、映画『作兵衛さんと日本を掘る』より)
07. Tambourin (Rameau) タンブーランとは、タンバリンの語源になった昔の打楽器のこと。
Rameau Cziffra Le Tambourin - YouTube
08. Utviklingssang (Carla Bley) ここのヴァイオリンが絶品でした。大好き。
09. 波の盆 (武満徹作曲)
アンコール;YOU CAN'T GO HOME AGAIN (ラフマニノフのメロディに基づいて)