もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

京谷弘司タンゴトリオ+田辺和弘@エル・チョクロ

トリオと告知されていましたが、嬉しい「乱入」あり。
コントラバスが入って、4人で作る音楽全体がとても良かったです。
臨時の椅子を出すほどの大盛況でした。
タンゴ演奏の喜多直毅さん、素晴らしい!
音色も、ヴァイオリンの歌い方も、旋律以外のところでの色々な奏法も大好きです。
田辺さんがコントラバスで旋律を歌うのも、とてもステキ。
新しい曲、新しいアレンジをほぼ毎回取り入れる京谷さん、淡路さんも、やっぱり凄いなぁ。
たくさんパワーをいただいた気分です。

2月28日
京谷弘司タンゴカルテット
京谷弘司 (バンドネオン)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
淡路七穂子 (ピアノ)
田辺和弘 (コントラバス)

01. 夜の前奏曲(?)
02. El amanecer 夜明け (Roberto Firpo)
ヴァイオリンが小鳥のさえずりを表していました。あの音は誰が?と会話しているお客さんもいました。きっと、とても美しくて小鳥のようだったからでしょう。
03. Inspiracion 霊感 (Peregrino Paulos)
04. 下町のミロンガ
05. 月の砂漠 (佐々木すぐる作曲)
まず、ベートーヴェンの「月光」をピアノが奏で、月の砂漠へ続いて行きました。コントラバスが旋律を歌うところがあって嬉しかった。
06. El ultimo guapo(京谷弘司作曲)
07. アルシーナ (京谷弘司作曲)
08. BAJO ROMÁNTICO (LIBERTELLA)
09. Canaro en Paris パリのカナロ (Alejandro Scarpino/Juan Caldarella)
「現代的なアレンジで」とMC。タンゴに疎い私には別の曲のようでした。
ここでも、コントラバスが歌います。もちろんバンドネオンとヴァイオリンもいつも歌うのですが、京谷さんのグループでは珍しい気がします。

休憩
10. Monologue (京谷弘司作曲)
※この曲のみバンドネオンソロでした。
11. El arranque 始動 (Julio De Caro)
12. Universo ウニベルソ (Jose Libertella)
13. Tristeza de un teclado 鍵盤の悲しみ (Omar Valente)
ピアノ中心の曲です。
14. Primavera Portena ブエノスアイレスの春 (Astor Piazzolla)
https://www.youtube.com/watch?v=nC2baTIvPNw
15. Chiqilin de Bachin チキリンデバチン (Astor Piazzolla)
16. Mi lamento 我が悲歌 (Julio Carrasco)
17. Recuerdo 思い出 (Osvaldo Pugliese) 
アンコール;Quejas de bandoneón バンドネオンの嘆き (Juan De Dios Filiberto)
そう言えば、京谷さん座って演奏されてました。