もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

京谷弘司タンゴトリオ(京谷弘司、喜多直毅、淡路七穂子)@エル・チョクロ

午後のコンサート。ギッシリ満席でした。
ヴァイオリンの歌うところが沢山あって、自由度が上がって、とても良かったです!
熱く、かつ、メリハリのきいた演奏にダブルアンコールでしたよ。
ピアソラがお父さんの死に際して書いた「アディオス・ノニーノ」では、私は自分の父を思い出して涙が出ました。
(…我が父、生きているんですけどね。衰えて、いろいろありまして。)
曲の冒頭のヴァイオリンソロも素晴らしかった。
タンゴの喜多直毅、文句なしにピカイチのヴァイオリ二ストだと思う。
直毅さんにとって、「タンゴだけ」ではなくなっているのでしょうけれど、タンゴもやっぱり凄い。

3月5日
京谷弘司タンゴトリオ
京谷弘司 (バンドネオン)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
淡路七穂子 (ピアノ)

01. El choclo (A. Villoldo) 
02.   ?
03. Sur (Anibal Troilo)
04. 下町のミロンガ (Anibal Troilo)
05. Fuga y Misterio (A. Piazzolla)
06. Chiqilin de Bachin チキリンデバチン (Astor Piazzolla)
07. PAYADORA パジャドーラ (Julian Plaza)
08. Danzarin (Julian Plaza) 
09. Inspiracion 霊感 (Peregrino Paulos)
休憩
10. ?
11. Nostalgias ノスタルヒアス (Juan Carlos Cobian)
ここはバンドネオンソロで。
12. Los mareados 酔いどれたち (Juan Carlos COBIAN)
ヴァイオリンとピアノのデュオで。
13. Lluvia de estrellas 降る星のごとく (Osmar Maderna)
ここからはトリオで。
14. Puglisimo (京谷弘司作曲)
15. アルシーナ (京谷弘司作曲)
16. Libertango (Astor Piazzolla)
ヴァイオリンのアドリブソロが猛烈にかっこいい。
17. Adios Nonino  (Astor Piazzolla)
冒頭にヴァイオリン独奏。一瞬、シャコンヌが始まるようでした。
18. Uno (M. MORES)
19. TANGUERA (Mariano Mores)
20. A Evaristo Carriego エバリスト・カリエーゴに捧ぐ (Eduardo Rovira)
アンコール1 ;Quejas de bandoneón バンドネオンの嘆き (Juan De Dios Filiberto)
アンコール2 :Universo ウニベルソ (Jose Libertella)