もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

即興パフォーマンス "a bOdy betWeen StringS" (角正之、喜多直毅、翠川敬基)@アトリエ第Q藝術

充実の1時間強でした。

会場に入ったら、部屋の中央に積まれたパイプ椅子を自分で好きな位置に置いて座ります。私は外が見えるところにしました。

窓が閉められ照明が暗くなり、開演。

ヴァイオリンとチェロの阿吽の呼吸はまるで一人の人が音を出しているようでした。後半かな?ヴァイオリンがバッハ風の旋律を奏で、最後は確か『メノウ』でしたが、それ以外は全て即興演奏。喜多直毅さんと翠川敬基さんはデュオのライヴも多いですが、譜面のない1時間はとても久しぶりでした。

角さんのライヴに行くのはたぶん3回目です。ストーリーがあるようで無いような、でも、一度は死の世界に行って、又帰ってらした感じがしました。身体の鍛錬がすごいです。最初の椅子を置く所作からして無駄な動きが無い。最後の方は上半身裸で、私はちょっと苦手で直視できなかったけれど。

照明が少しづつ減って、最後は暗黒。第Q藝術は照明も大好きな場所です。

 

3月17日

角正之 (ダンス、こえ)

喜多直毅 (ヴァイオリン)

翠川敬基 (チェロ)