もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×翠川敬基@音や金時

冷たい雨の月曜日。
演奏を聴いて、今こんなにたっぷりの多幸感に包まれています。
全曲とも何回も聴いた曲なのです。でも、とても自由で新鮮でした。
このデュオの音楽がマニアックだとは決して思いません。
もしも『食わず嫌い』の人や、前に聴いたからもう良いよ、という人がいたら、ホントに勿体ないです。同じことやってないですよ。
今夜の翠川さん、特に良かった。出る時にはグーッと(音が)前に出て。

10月16日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
翠川敬基 (チェロ)

01. ヒンデ・ヒンデ (翠川敬基作曲、ヒンデミットの主題に基づいて)
02. voice from yonder 冥界からの声 (冨樫雅彦作曲)
03. drum motion (冨樫雅彦作曲)
アクセントのキッチリした特徴のある主題で始まります。これは、いつも通り。そこから自由に展開して、最後は正方形みたいな淡々とした敢えて真面目なリズムで同じ主題を奏でる。とてもステキで大好き。
04. west gate (翠川敬基作曲)

休憩
05. fly (冨樫雅彦作曲)
ヴァイオリンのスルタスト奏法(指板の方の弦を弾いて音色が面白い)が、ふわっとしてFLYにピッタリ。
最後の方はヴァイオリンもチェロも賑やかになって終曲。
06. passing (冨樫雅彦作曲)
07. メノウ (翠川敬基作曲)
美しい。
08. マザー・ボル (翠川敬基作曲)
力強かった。

緑化計画の話題が出てました。