もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×レオナルド・ブラーボ@エル・チョクロ

半年ぶりのデュオでした。このお二人の組み合わせは何といっても聴き逃せないですよ。次いつあるかわからないですし。”タンゴの歴史” は曲(楽章)順を変え、アレンジを加えて、全然違う感じになっていたところもあり楽しかった。ダブルアンコール(『Nocturna』と『Oblivion』)が嬉しい。楽しさと、しっとりした”うた”と。終演後、直毅さんすぐダウンジャケット着てらして体調が心配です。ご本人しか出来ないことだから、余程の場合でなければキャンセルという訳にはいかない世界。聴く側は都合次第なのですが。私は咳だけ出るので、演奏の邪魔にならないようひたすらキャンディ舐めてました。暖かい季節が待ち遠しいですね。

2月16日

喜多直毅 (ヴァイオリン)

Leonardo Bravo (ギター)


01. Los mareados 酔いどれたち (Juan Carlos COBIAN)
02.Caminito (Juan De Dios Filiberto /編曲:喜多直毅)

03. Revirado (Astor Piazzolla) Reviradoとは「変わった人」「良い意味でのLOCOです」「喜多さんみたい」とブラーボさんがおっしゃてました。
04. Alfonsina y El Mar アルフォンシーナと海 ( Ramirez)
05. Histoire du Tango タンゴの歴史 (Astor Piazzolla)
4楽章になっていますが、順番を入れ替えて演奏。自由度アップ!
Nightclub 1960 この終わり方がいつもとかなり違ってました。
Bordel 1900
Café 1930
Concert d'aujourd'hui
休憩

06. 竹田の子守歌 (民謡) ギターソロで。美しい。
07. Sombre Dimanche 暗い日曜日 (Seress Rezső) ヴァイオリンソロ。大好きな世界です。
10. Nunca Tuvo Novio 恋人もいなくて (Domingo Enriquie Cadicamo) ここからはデュオでした。
11. Palomita Blanca 白い小鳩 (A. Aieta)ギタリストは竹内永和さんでアルバム”Hypertango”に収録されていますね。
12. Invierno Porteño ブエノスアイレスの冬(A.Piazzolla)
13. Escualo 鮫(A.Piazzolla)ここでヴァイオリンに少し違和感あり。体調悪いのかな?と思いました。不躾ですみません。
アンコール:1, Nocturna ノクトゥルナ (Julian PLAZA) 2, Oblivion (Astor Piazzolla) この2曲は楽しくて伸びやかで美しかった。

次回は7月7日(日)、同じ会場だそうです。