もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅タンゴトリオ(喜多直毅、北村聡、松永裕平)@リベルタンゴ

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2月の直毅さんのライヴは2つだけ。今後に向けての諸準備期間なのでしょうか。

今夜は「ブエノスアイレスの冬」が特に良かった。ヴァイオリニスト氏の芯の強さが、豊かな音楽になっていたように思いました。明日はブラーボさんとのデュオです。とても楽しみ。

 

2月15日

喜多直毅タンゴトリオ

喜多直毅 (ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン) 

松永裕平 (ピアノ)

01.Preludio nochero 夜のプレリュード(Federico)
02.Danzarin (Julian Plaza)
03.El amanecer 夜明け (Roberto Firpo)
04.Nací Milonga ナシ・ミロンガ
05.EN PENUMBRAS 薄明かり (Federico)
06.Paris oton~al 秋のパリ (Jose Nicolas Libertella)
07.El lloron エル・ジョロン(泣き虫)
休憩

08.A los amigos (Armabdo Pontier)
ライヴのたびに新しいレパートリーが必ず増えていますね。
09.Bordoneo y 900 (Osvaldo Lino Ruggiero)
直毅さんがアルゼンチンから帰国して結成したタンゴバンド(タンゴフォビクス、ですね)でよくやっていた曲だそうです。
10.Todo es amor すべては愛 (Leon Lipesker)
この曲をよく演奏なさっていた、ヴァイオリニスト志賀清さんの思い出をMCで話してらっしゃいました。
11.Tierra querida 我が故郷 (Julio De Caro)
12.Invierno Porteño ブエノスアイレスの冬(A.Piazzolla)
うまく行かないこと、苦しいことがあっても、音楽をやるぞというビクともしない気持ち、のようなものを感じました。それが土台にあって音楽が美しく素晴らしい。
13.Adios Nonino (A.Piazzolla)
ピアソラが祖国でお父さんが亡くなった知らせを受けて書いた曲、といわれています。これを聴くと、集中治療室のベッドにいる自分の父親(故人)の光景を思い出します。事情があって、私は感傷的にはならないのですが。
14.Canaro en paris パリのカナロ (Alejandro Scarpino&Juan Caldarella)
アンコール;La Cumparsita (Rodriguez)

 

 

 

 

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