もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×レオナルド・ブラーボ@エル・チョクロ 

大勢のお客さんと一緒に聴く、とても楽しいタンゴライヴでした。

今日の演奏の為に新しくアレンジした直毅さん、大変だったと思うけれど、初期のアルバムでよく聴いた曲がまた生まれ変わっていておもしろかった。『Histoire du Tango タンゴの歴史』の楽章の順番を入れ替えて、間を置かずに演奏。新しいことをやるエネルギー、すごいな。
ブラーボさんの美しいギターと、「てにをは」は多少違ってもユーモラスで本質を捉えたMCもとても好き。

8月25日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
Leonardo Bravo (ギター)

初めに、“事故”からどう立て直すかに注目してください、という趣旨の直毅さんのMCに笑いがおこりました。
01. Los mareados 酔いどれたち (Juan Carlos COBIAN)
ブラーボさんによると、このタイトルは、コカイン、という意味もあるそうです。
02. Revirado (Astor Piazzolla)
03. Nunca Tuvo Novio 恋人もいなくて (Domingo Enriquie Cadicamo)
04. Histoire du Tango タンゴの歴史 (Astor Piazzolla)
4楽章になっていますが、順番を入れ替えて続けて演奏。ブラーボさんが初めの二つにミロンガのリズムの曲を集めたとおっしゃってました。
Bordel 1900
Concert d'aujourd'hui
Café 1930
Nightclub 1960
ヴァイオリンがかなり必死な感じでしたね。こういうのは珍しい。
08. Oblivion (Astor Piazzolla)
休憩

09. COMO DOS EXTRANOS (Pedro LAURENZ )
ヴァイオリンソロ。
10. El ultimo café (Héctor Stamponi)
そして、ギターソロ。
11. Palomita Blanca(A. Aieta)
ここからはデュオで。
12. Escualo 鮫(A.Piazzolla)
13. Invierno Porteño ブエノスアイレスの冬(A.Piazzolla)
とても良かった!
14. Nocturna ノクトゥルナ (Julian PLAZA)
アンコール:9 de Julio (José Luis Padula)
タイトルの7月9日は、アルゼンチンの独立記念日ですね。
初めて聴いた気がしたけれど、タイトルに記憶があって調べると、9年前にSTBで聴いてました。

直毅さんのViolin Diaryにこの日のことが書いてありますね。次回はいつでしょう?
http://nkitavln.blogspot.com/2018/08/gt.html