もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅タンゴトリオ(喜多直毅、北村聡、松永裕平)@インエフ

喜多直毅さんがリーダー、つまり編曲の譜面を書いたタンゴのライヴに行って来ました。
アンコール含めて14曲。楽しかった!
行く前は、正直に言ってちょっと…。もしも、もしも、喜多直毅さんが今後タンゴだけに傾いて行くのだったら、私は困ってしまうなぁ、と思って。
でも、演奏聴いていたらそんなことは吹き飛びました。私は直毅さんのヴァイオリンが好きなのです。
それにしても「喜多直毅-北村聡」のコンビネーションは最高です。タイミングも、テンポも、音量の強弱も、息がぴったりでした。喜多直毅クァルテットで、あのシリアスな世界を作っているのですからね。
バンドネオンの一部が壊れてしまって修理が必要になり、2ndセットでやる予定が入れ替えで演奏した「喜多直毅-松永裕平」の" El Choclo "の一番最後のピアニシモも良かった。
来月も行きます。

2月16日
喜多直毅タンゴトリオ
喜多直毅 (ヴァイオリン)
北村聡 (バンドネオン)
松永裕平 (ピアノ)

01. Preludio nochero 夜のプレリュード(Federico)
02. Danzarin (Julian Plaza)
03. 薄明かりの中で (EN PENUMBRASかな?)
04. Nací Milonga
楽しい曲。
05. El choclo (A. Villoldo)
これのみ、ヴァイオリンとピアノのデュオでした。
06. Paris oton~al (Jose Nicolas Libertella)
07. La silueta 影 (平吉毅州)
休憩
08. El amanecer 夜明け (Roberto Firpo)
09. Todo es amor すべては愛 (Leon Lipesker)
ヴァイオリンが歌う曲。とても良い感じ。
10. Marron y azul 茶色と青 (Astor Piazzolla)
これのみ、ヴァイオリンとバンドネオンのデュオでした。マロン、だから栗色かな。
11. Capricho oton~al (Federico)
12. Tierra querida 我が故郷 (Julio De Caro)
13. Canaro en paris パリのカナロ (Alejandro Scarpino&Juan Caldarella)
アンコール;La Cumparsita (Rodriguez)