もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅タンゴトリオ(喜多直毅、北村聡、松永裕平)@エル・チョクロ

満席の、楽しいタンゴライヴでした。
2ndセットの冒頭にピアソラを2曲、他は古典タンゴ(と呼ぶかどうかわかりませんが)。それぞれ、おもしろさ、美しさがあって楽しかった。
喜多直毅ファンとしては、リベルタンゴエスクアロの間のヴァイオリン独奏が大好きだし、アンコールの『ラ・クンパルシータ』のヴァイオリンの高音域の音色がとんでもなく美しかった。
お店を出ると少し涼しくなっていて、明日からまた、一歩一歩やって行こう…と明るい気持ちになっていました。
ありがとうございました。

7月16日
喜多直毅タンゴトリオ
喜多直毅 (ヴァイオリン)
北村聡 (バンドネオン)
松永裕平 (ピアノ)

すべてのテーブルに一人1本づつ、おいしい水、のペットボトルが置いてありました。お店の心遣いで、熱中症予防にどうぞ、とのこと。ありがたくいただきました。(HOTマテ茶をオーダーしたので、継ぎ足して飲みました。)
01. Preludio nochero 夜のプレリュード(Federico)
02. Danzarin (Julian Plaza)
03. El amanecer 夜明け (Roberto Firpo)
04. Nací Milonga ナシ・ミロンガ
05. EN PENUMBRAS 薄明かり (Federico)
06. Paris oton~al 秋のパリ (Jose Nicolas Libertella)
初めの方でヴァイオリンが少しだけ『枯葉』を歌ってました。
07. El lloron エル・ジョロン(泣き虫)
この↓曲ですよね?私は初めて聴きました。
https://www.youtube.com/watch?v=eCL3PeSsN4M

休憩
08. Libertango リベルタンゴ (A.Piazzolla)
〜09. Escualo 鮫 (A.Piazzolla)
ピアソラ・ナンバーを2曲続けて。
10. Todo es amor すべては愛 (Leon Lipesker)
11. Capricho oton~al 秋の奇想曲 (Federico)
12. Tierra querida 我が故郷 (Julio De Caro)
13. Canaro en paris パリのカナロ (Alejandro Scarpino&Juan Caldarella)
アンコール;La Cumparsita (Rodriguez)
それはタンゴの世界のやり方の一つなのか、直毅さんは曲の一番最後でスッと音量を下げることが多い(どのリズムの曲か、にもよりますが)し、私はそれはとても粋な感じがして好きです。