もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

松永裕平クアルテート(松永裕平、喜多直毅、北村聡、田中伸司)@武蔵大学・大講堂

「EKO ON!! 江古田音楽祭2017」のピックアップ公演の一つ、" アルゼンチン・タンゴの夕べ "に行って来ました。
普段タンゴを生で聴く機会があまりないお客さんのためでしょう、リーダーの松永さんが1曲ずつ解説しながらの演奏でした。松永さんは古典タンゴを研究したり、アレンジを工夫したりするのがお好きなようです。
広い会場なので、PA使用。
古い、レアなタイプのグランドピアノはちょっと不思議な音色でした。なんとも言い難い。
私が一番惹かれたのは「ダンサリン」でバンドネオンとヴァイオリンが絡み合うように奏でたところ。
ヴァイオリンが華やかに歌うところは勿論大好きです。
アンコールで、定番の「ラ・クンパルシータ」になり、ヴァイオリンが高音域で音をのばすところ、観客がじっと聴き入っているのがよくわかりました。

10月23日
松永裕平クァルテート
松永裕平 (ピアノ)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
北村聡 (バンドネオン)
田中伸司 (コントラバス)

4日連続して聴いても、直毅さんのヴァイオリンは全く飽きることがありません。
それは今までもそうでした。
今回は、自分の生活環境が以前と大きく変わり、(新しい)仕事もしながら楽しむことが出来て、それがちょっと嬉しいな。