もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×マクイーン時田深山@ヴィエイユ

昨日は心身不調のため「ファド化計画」のライヴは電話してキャンセルしてしまいました。
行かなかったライヴは、気になります。ファド化計画、来年から新しい名前になり、その名前を募集中とのこと。

一晩寝て回復して来たので、今夜は江古田音楽祭2017の一環であるデュオライヴに行って来ました。会場はパン屋さんの店内スペースでした。
休憩を挟んで即興演奏を二つ。
1stセットは、目の前でナマ音の激しいやり取りもあり、自分の辛いこと、悲しいことを思い出したりしました。感情の奥の方にあるものに、スイッチを入れられた感じです。呼吸が浅くなり、カラダが痛くなった時もありました。奏者の方々にはそういう意図はないでしょうけれど、受け取る私の問題です。
2ndセットでは、ちょっと穏やかな気分になりました。
直毅さんが弓の端で弦と弦の間を往復させて(つまり、ボディに対して垂直に弓を当てている状態)良い音を鳴らしているのが、流れにアクセントをつけていました。結構目の前まで弓の先が来て、体をよけたところもありました。(それは1stだったかも)
後半、深山さんが弓(何の弓かはわからず)で筝を弾いて、同じ音やオクターブ上の音を直毅さんが奏でるところがおもしろかった。
一瞬も聴き逃したくない演奏でした。視覚的に筝の方も見たいけれど、ヴァイオリンから目を離せないことが多かったです。最前列は近くて好きですが、顔の両方に目が付いていないので、両方は見えないのです。

来月は松本弦楽器で同じデュオライヴかあります。楽しみです。

10月27日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
マクイーン時田深山 (17絃)
f:id:mmotocco:20190529211254j:plain