もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

京谷弘司タンゴトリオ(京谷弘司、淡路七穂子、喜多直毅)+西澤守@EL RINCON DE SAM

"タンゴの喜多直毅"は何と言っても凄く良いのです。
風邪気味だったそうですが、演奏はピカイチです。
1stセット最後の" Uno"( M.Mores )は特に艶やかで華があって、本当に美しかった!

京谷弘司さん、2月のエル・チョクロで座って弾くのを初めて見ましたが、今日は最後まで立奏。(大部分のバンドネオン奏者は座って弾きます。)そして、新曲もありました。素敵でした。
ベテラン歌手の西澤さんは半分くらい参加で、アンコール1曲目『El dia que me quieras 想いの届く日』(Carlos Gardel )が一番好きです。でも、ついヴァイオリニストの方に目がいってしまうのは、仕方ないことですよね。
2ndセットの『リベルタンゴ』(A.Piazzolla )での自由自在のヴァイオリンソロをはじめ、トリオの中でヴァイオリンが前に出るところが増えて来ている気がします。勿論、リーダー京谷さんのバンドネオン、ここぞというところで歌います。
淡路さんのピアノがしっかり支え、ポイントでキラリと光る音を奏でる。
このバランスも含め、私はタンゴバンドでこれが一番好きなのです。

9月23日
京谷弘司タンゴトリオ+西澤守
京谷弘司 (バンドネオン)
淡路七穂子 (ピアノ)
喜多直毅 (ヴァイオリン)
西澤守 (うた)
*曲目全部はメモしていません。