もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

下町のタンゴ Barrio de Tango @門仲天井ホール

楽しかった!
齋藤徹さんが入ってこのバンドがどんな演奏になるのかな?と思っていましたが、楽しくなりました♪
躍動するコントラバス
徹さんの表情を見ているのも実は楽しかった。自由で豊か。
いくつかの曲でソロ部分があって、1stセットの「パリのカナロ」は、ちょっと生きてない感じでしたが、2ndは良かったなぁ。「バホ・ロマンティコ」カッコ良かった!
これが徹さんの音だな、というのがちょっと自分自身解明しました。一見「浅い」ようで実は「深い」のです。


直毅さんのヴァイオリンは歌う歌う。
Oblivion」「荒城の月」音色が美しいこと!
「バホ・ロマンティコ」の最後の一音、盛り上がった果てに軽くストンと着地(終曲)するのが心底カッコ良いと思った。
ブエノスアイレスの夏」の後半でも、上り詰めてからいったんmpに落とす、「それ」が好き。


バンド全体も小島さん含め、良かったです♪
「Che Tango Che」「Yo soy Maria 私はマリア」大好きです。
12月19日のディナーショウ…行きたくなってしまう。


11月2日
京谷弘司クァルテート・タンゴ
京谷弘司(バンドネオン)
喜多直毅(ヴァイオリン)
淡路七穂子(ピアノ)
齋藤徹(コントラバス)


小島りち子(ヴォーカル)(こじま、ではなく「おじま」さんです。)


01. モノローグ (京谷弘司作曲)
バンドネオンソロ。
開場前、すでに非常階段まで人が溢れてました。大勢で聞くのはやっぱり嬉しいです。
02. El choclo (A. Villoldo作曲)
03. PAYADORA パジャドーラ (Julian Plaza作曲)
04. A Media Luz 淡き光に (ドナート作曲)【+うた】
05. El dia que me quieras 想いの届く日 (ガルデル作曲)【+うた】
06. RECORDACION 回想 (京谷弘司作曲)
07. シエンプレア・ブエノスアイレス (京谷弘司作曲)
08. Oblivion オブリビオン (Astor Piazzolla作曲)【+うた】
小島さんの言葉「今年は忘れてはならない出来事が起こりました。そのような方々が穏やかに演奏を楽しんでもらえる日が一日でも早くくるよう祈りながら歌います」(細かい表現は違ったかもしれません。)
09. Anne'es de solitude 孤独の歳月  (Astor Piazzolla作曲)【+うた】
10. Canaro en Paris パリのカナロ (Alejandro Scarpino/Juan Caldarella)


休憩
11. CAPRICHO OTONAL 気まぐれな秋 (フェデリコ)
12. PRELUDIO NOCHERO 夜のプレリュード (フェデリコ)
13. アスタシエンプレアモール【+うた】
14. Tango Notturno 夜のタンゴ (Hans-Otto Borgmann作曲)【+うた】
15. 荒城の月 (瀧廉太郎作曲)
16. 「1970年から」
17. バホ・ロマンティコ (Jose Libertella?)
18. Chiqilin de Bachin チキリンデバチン (Astor Piazzolla作曲)【+うた】
19. Che, Tango, che (Horacio Ferrer作詞/Astor Piazzolla作曲)【+うた】
20. Verano Porteno ブエノスアイレスの夏 (Astor Piazzolla作曲)
アンコール1;恋狂い
アンコール2;Yo soy Maria 私はマリア (Astor Piazzolla作曲)【+うた】