もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

黒田京子トリオ@エアジン

本日は全て即興演奏の黒田京子トリオ、始まって1分でノックアウトされ、うっとりして口が半開きな私(笑)


4月6日
黒田京子トリオ
黒田京子(ピアノ)
喜多直毅(ヴァイオリン)
翠川敬基(チェロ)


最前列かぶりつき席に座るのが好きだったんですが、今は耳の症状の予防でなるべく避けてます。後ろに座ると他の観客が見えて、それはそれで面白い(ことが多い。)
左から喜多、翠川、黒田の配置です。
01. 即興1
3人の音にうっとりしてしまう。
最後の部分のピアノの展開は晴れやか過ぎてあまり好きではなかった。(黒田ファンはそういうところがお好きなのでしょうけれど)
02. 即興2
聞く者を陥れる一つ目に続いて、二つ目はバシッと進行していた。


休憩
(話の流れで、店内BGNが「北の国から」になり、思わず「やだ!」と拒絶したのは私です(笑)はい、1回も見たことありません。冷血人間ですから。)
(その次にかかっていたのが「高田渡 値上げ」http://www.youtube.com/watch?v=ngcIIpT5wxs


03. 即興3
何も告げられなかったけれど、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの順でソロをやり、交替する時は短くデュオをやる、という方式だったようです。
初めずっと直毅さんが弾いていて、いつお二人が入るのかな?と思っていました。
ちょっと近所の店からの音も聞こえたりしましたが、エアジンのなかの集中は凄かったな。
04. 即興4
ほとんど切れ目なく、トリオでの演奏になっていきます。
客があんまり身体を動かすのは迷惑かなと思いつつ、ゆっくり姿勢を変えてどっぷり浸って聞きました。


もう、どこだったか覚えていませんが、ヴァイオリンとチェロがピアノに対抗する構図になったところがおもしろかった。弦楽器だけのトリオも好きだし、こういのも好き。


喜多直毅さんが弓を持つ右手は、そこだけ「お行儀よく」一定のフォームが保たれていて美しい。


次回の黒田京子トリオのライヴは、4月16日(月)20時、大泉学園インエフですね。この時は富樫雅彦さんの曲を演奏する予定です、とバンマスの黒田さんがおっしゃってました。