もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×坂本弘道×スガダイロー@ドルフィー

「楽しい即興演奏ありがとうございました」と終演後直毅さんにお伝えしました。


ドルフィーの壁にのこぎりが立て掛けてあるのをみつけ「坂本弘道さん何切るの?」と心配しましたが、のこぎりが楽器でした。
念の為、最前列には座らず。今までの3回、坂本さんは怖い事が多いのです。でも、4回目の今夜は怖くなかったです。


9月29日
喜多直毅(ヴァイオリン、こえ、ほか)
坂本弘道(チェロ、のこぎり、ほか)
スガダイロー(ピアノ)


01. 即興1
喜多直毅×スガダイロー
激しくて、楽しい。
02. 即興2
喜多直毅×坂本弘道
これは完全ナマ音で。チェロも豊かで美しい。
坂本さんが弓を振って鳴らしたのが「突入」の合図か。
03. 即興3
坂本弘道×スガダイロー。後半に喜多直毅も。
1stセットは3通りのデュオをやるということでしたが、「入りたくなったら入るかもしれません」という予想通り、後半から直毅さんも加わりました。坂本さんがシンバルを擦りつけていた時。しかも、客席でしばらく弾いていたので、3方向から音が来て気持ち良かった。
坂本さん、いったんチェロを持ってステージ右の楽屋スペースに入り、直毅さんとお互いに見えない位置で弾いたのが面白かった。
その後また出てらした時はチェロ無し。なんという名称かわかりませんが、(エレクトロニクス?)、電子音の出る機械を鳴らしてました。のこぎりもここでしたか?
直毅さんは正座して箸や棒を床に落としたりもしてました。


休憩
04. 即興4
3人で。
3者でガーッと上がって行った。即興演奏だが、一定の音の繰り返しが面白い。繰り返しながら段々変化して行く。
ちょっと短いライヴではあったが、私はこれで満足!
05. 即興5
3人で。
でも、アンコール要請の拍手が起こったので、短めにもう1本。
これも良かった