もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅クアルテット with 矢萩竜太郎@アトリエ第Q藝術 

今回のプログラムは、喜多さんの曲以外に齋藤徹さんの曲も演奏、そしてゲストで矢萩竜太郎さんが参加、という特別なものでした。『Tango Eclipse』(第一楽章)は、徹さんを中心としたベースアンサンブルで何回か聴き、喜多直毅さんがゲスト参加したライヴでも聴いた曲。私はそちらの印象がとても大きくて、改めて、徹さんってすごい人だったのだと感じました。クアルテットの演奏が良くなかったということではありません。竜太郎さんは4曲目『石のように』から最後まで、少し休憩を入れて参加でした。より細やかな動きと、強い意志(「生きていくのだ!」と言われているようでした)。6曲目『疾走歌』のエンディングは演奏全体から爆発的なエネルギーを受け取りました。

次の喜多直毅クアルテット公演は12月18日(金)、会場は同じで、『異土』というテーマ。公演ごとにテーマを持つのは久しぶりですね。


11月15日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (作曲、ヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (アップライト・ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)

ゲスト: 矢萩竜太郎 (ダンス)


プログラム

1.  春 (喜多直毅)

2.  JUST ACCEPT-月の壺 (齋藤徹)

3.  Tango Eclipse 第一楽章 (齋藤徹)

4.  石のように (齋藤徹)

5.  酒乱 (喜多直毅)

6.  疾走歌 (喜多直毅)

7.  ふるさと (喜多直毅)