もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×元井美智子@音や金時

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開演前
2回目の共演。
前半が即興演奏で、後半に譜面広げて4曲。
元井さんの演奏は確固としていて、筝奏者として揺るぎないものを感じます。その上柔軟で…とても好きです。
その元井さんとヴァイオリンで共演する直毅さん、すごい。即興もおもしろいし、前日にしっかりリハーサルした曲の完成度が高いのです。
丁々発止のやり取りはワクワクします。
きっと再演があると期待しています。

1月27日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
元井美智子 (筝)

01. 即興演奏
30分弱くらい。ヴァイオリンの音色がとても良かった。
休憩
02. 六段 (八橋検校作曲)
冒頭、この有名な旋律をヴァイオリンを横に抱えてつま弾いていました。ヴァイオリンから始めるセンスが良いなぁ。古典曲プラスアドリブでおもしろい。
03. 鳴き砂よ (沢井忠夫作曲)
元々、ヴァイオリンと筝のために書かれた曲だそうです。かっこ良かった。
04. 泥の川 (喜多直毅作曲)
元井さんが琴柱を移動させ、音程を合わせて演奏されてました。
雰囲気が合いますね。
05. 絵夢 (栗林秀明作曲)(エム、と読みます)
尺八と筝のために書かれた曲だそうです。
アンコール;即興演奏
あっという間に終わる短い即興演奏をやります、とのことでした。もちろん、あっ、と1秒では終わらず。短めでしたが、終着点を探りあうというより、だらだら長くなったりせずに納得して終曲でした。