もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

ファド化計画(翠川敬基、さがゆき、喜多直毅)@インエフ

何ともすごい選曲でした。
今すぐあの世に行きたくなりました。実際には行きませんけどね。
歌い切るさがさんも素晴らしいけど、翠川敬基さんと喜多直毅さんのコンビネーションが抜群なのです。譜面はあっても細かいことは書かれていないようで、その時の「何か」をお互いに感じ取って繊細な演奏が繰り広げられます。
終演後に、2月24日(土)のライヴが決まったようです。会場は同じくインエフ。行くしかないです。

1月14日
ファド化計画
翠川敬基 (チェロ)
さがゆき (うた、ギター)
喜多直毅 (ヴァイオリン)

01. 朝日楼 女郎バージョン
朝日のあたる家、です。この曲を含め、いくつか昨年9月の" 暗黒出禁歌合戦 "で演奏された曲が入っていました。
02. 赤い橋 (北山修/ 山本幸三郎)
03. ざんげの値打ちもない (阿久悠作詞、村井邦彦作曲)
04. いっそセレナーデ (井上陽水作詞作曲)
05. 月の沙漠 (作詞・加藤まさを、作曲・佐々木すぐる)
06. かもめの街 (ちあき哲也作詞、杉本真人作曲)
休憩

07. 雪は降る (安井かずみ訳)
08. Naufragio 難船 (Amália Rodrigues)
09. ALFAMA アルファーマ (Amália Rodrigues)
10. 流れ酔い唄 (山崎ハコ)
11. 遠くへ行きたい
12. からっぽの世界 (早川義夫)
13. Over the Rainbow (さがゆき訳)
ホスピスであと3日の命、という人を描いた詩でした。元は、映画「オズの魔法使」ですね。
一番最後に、さがさんの歌声にヴァイオリンの旋律が寄り添って、暖かい空気になりました。