もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

3/27  さくら学院 『The Road to Graduation 2015 Final〜さくら学院 2015年度 卒業〜』@神奈川県民ホール

翌日、猛烈なキラキラ感と疲労で「これはダメだ、身がもたない」と思いまして、意識的にさくら学院の情報が入らないようにしたほどきらめいたステージでした。嫌味なく、本当に。

担任・森ハヤシ先生の「それでは、出席を取ります」から始まって、曲がどんどん続きます。
5周年を振り返る映像上映コーナーにはジーンと来ました。
科学部、帰宅部、購買部、クッキング部と続いた課外活動の曲は、自分としてはだれてしまったかな。ま、可愛い女の子にそれほど興味はないので…ファンの方々怒らないでね。
そして、後半、中三の三人で歌った「未知標 〜ミチシルベ〜」良いですね!「My Graduation Toss」から卒業を意識した曲へ次々と続きます。素直過ぎるかもしれないけど、真剣さは本当だと思う。
ここまでで約2時間。初心者なので、卒業証書授与とかは今年は無いのかな?と思いました。(だって、一般的にセレモニーが先でお楽しみ発表会が後でしょ。)
しかしそんなことはなく、卒業定番BGMが流れ、スピーチ台や椅子が並べられ、しっかり卒業式でした。校長、担任含め、全員がそれぞれ話すシーンがあります。私は、りのん(磯野莉音)が高揚した表情で在校生一人ひとりへの言葉も含めた答辞が凛々しくて素敵だった。泣いてませんよ、りのんは。すごいね。その前のさら(倉島颯良)の送辞も、堂々としていて緊張をほぐすような部分もあり、涙をこらえて少し詰まる部分もあったけど、とても良かった。
全員退場し、椅子や舞台の片付けになり、終わるのか?!と固唾を飲んで見ていると、12人が再登場。
最後の最後は、合唱曲「旅立ちの日に」、そしてずっと歌い継がれてきた「夢に向かって」。在校生から、卒業生からの言葉では泣いた子もいたけれど、しめくくりは明るく笑顔で「グッド」「オーガニング」や「アイ・アム」「リノン!」(定着している、ステージと客席とのコール&レスポンス)でした。

私は、さくら学院は一種のドキュメンタリーととらえて見ています。
アイドル界には全く関心ないのですが、BABYMETAL経由でさくら学院を知ると(元々BABYMETALはさくら学院重音部としてスタートしてます)、そこには小五から中三の少女たちがいて、生舞台は本格的でカッコいいのです。昨年12月に『5th Anniversary LIVE』の同時中継映像を渋谷の映画館で見て以来、どっぷりはまりました。
そして、彼女達が成長していく過程を見ることが出来る楽しさ、驚き。2010年開校以来の様々な動画がネット上にあるので、「この子が数年前のおーが(大賀咲希)ちゃんなのか!」とびっくりしますよ。
新しいメンバーを迎える「転入式」は、例年ゴールデンウィークあたりにあるそうです。今度は丸ごと一年間見てみたい。

3月27日
さくら学院
磯野莉音/ 大賀咲希 /白井沙樹 (中等部三年生)
倉島颯良 /黒澤美澪奈 (中等部二年生)
山出愛子 /岡田愛 /岡崎百々子 (中等部一年生)
麻生真彩 /日高麻鈴 (小等部六年生)
藤平華乃 /吉田爽葉香 (小等部五年生)
校長 倉本 美津留
担任 森 ハヤシ