もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

うたをさがしてトリオ(齋藤徹、さとうじゅんこ、喜多直毅)@ギャラリー悠玄

『Message2015 おしゃべりなART展』に音楽で参加するという位置づけの演奏会。
「Canta, canta mais 」(Jobim)からスタートして長めの1セットでした。
ロルカ、ファリャ、痺れました。ジョビンは「イマジーナ」も。この曲は何度も脳内再生されます。
アンゲロプロス監督映画の脚本に徹さんが作曲した、「河の始まり」「今日は私の日」(特にこの曲の後半がとっても好き。)「クセニティス」。
オペリータ"うたをさがして"の曲で「夕影させば」(の前半の楽しげなところ)を聴くと、去年1月の岩国公演の光景がパッと頭に浮かぶ。「石のように」もありました。「星がまたたく」はアンコールで。
本編ラストは「ふりかえるまなざし」 (詩・渡辺洋/作曲・齋藤徹)でした。

ますます3人の融合度、別の面からすると拮抗度?が高まって来たように思います。
じゅんこさん、さらに行っちゃってください!遠慮は必要ありませんよね。
徹さんも、直毅さんも、良い意味で異星人だと思います。
最高に美しくて、自由で。テクニカルで。
今日がうたをさがしてトリオLIVE TOUR 初日ですが、東京から飛び出すのは12月14日の彦根からです。
自分自身の体力と、現実のあれこれも考慮しながら…でも行きたくなって、困っています。

11月22日
うたをさがしてトリオ
齋藤徹(コントラバス)
さとうじゅんこ(うた)
喜多直毅(ヴァイオリン)