もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

うたをさがしてカルテット(齋藤徹、さとうじゅんこ、黒田京子、喜多直毅)@公園通りクラシックス 

うっとり。
たっぷり。
黒田さん、カッコ良い!
徹さんはもちろん。
じゅんこさん、大活躍。
直毅さんのヴァイオリンの音色は最高に美しい!
アンコール曲(エノケン版「ダイナ」)も、とても楽しかったです。

8月10日
うたをさがしてカルテット
齋藤徹(コントラバス)
さとうじゅんこ(うた)
黒田京子(ピアノ)
喜多直毅(ヴァイオリン)

右から黒田さん、少し前に(時に後ろに)じゅんこさん、徹さん、直毅さん。
中央の席だと左右きょろきょろ見ることになるので、左の方の一列目、黒田さんの手元もよく見える席に座りました。
01. ああセリム (アンゲロプロス監督の映画「永遠と一日」より、訳詩・池澤夏樹/作曲・齋藤徹)
すぐそばで聴くヴァイオリンは、本当に美しいです。無理な力が入っていないようにも思いました。肩当てを使わずに弾き始めて数ヶ月でしょうか?もう、ずれることはなくなったように見えますが、どうでしょう。
4人になって、見えてくる光景の色が鮮やかになった感じ。でも、ヘンに嫌らしくなくて好きです。
02. ふりかえるまなざし (詩・渡辺洋/作曲・齋藤徹)
03. よみがえりの花が咲く (オペリータ「うたをさがして」より、ことば・乾千恵/作曲・齋藤徹)
04. Canta, canta mais (Jobim)
05. Olha Maria (Jobim)
冒頭にコントラバスソロ。中間部にピアノソロ。
それぞれにカッコ良くて好きです。黒田さんのソロはこのカルテットのなかでは少し異質で、硬さときらびやかさが両立していると思う。
06. Imagina (Jobim)
楽しい曲。
休憩

07. コルフーラ・私の花 (アンゲロプロス監督の映画「永遠と一日」より、訳詩・池澤夏樹/作曲・齋藤徹)※徹、じゅんこ、直毅トリオで。
〜 08. 星がまたたく (オペリータ「うたをさがして」より、ことば・乾千恵/作曲・齋藤徹)※女性二人で。
09. クセニティス(アンゲロプロス監督の映画「永遠と一日」より、訳詩・池澤夏樹/作曲・齋藤徹)
10. 旅人の歌1 巡礼の鈴さながらに(オペリータ「うたをさがして」より、ことば・乾千恵/作曲・齋藤徹)
11. ? (ヴィラ=ロボス)※徹、じゅんこ、直毅トリオで。
12. 白と黒の肖像 Retraro nm branco e preto (Jobim)
13. ? (Jobim)
アンコール;「エノケンのダイナ」
♪ダンナ のませてちょうダイナー おごってちょうダイナー たんとは呑まない、ね、いいでせう♪で始まる歌詞をネットで見つけました。訳詩サトウハチロー、となっています。
元の歌は“Dinah ダイナ”(ハリー・アクスト作曲/サム・M・ルイスとジョー・ヤング作詞)とても楽しい歌でした。