もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

「たいちゃん博覧會」@公園通りクラシックス

「たいちゃん」とは、歌手の松本泰子さんのこと。
今日は、彼女が参加しているグループが集まり、最後は全員で演奏するという“松本泰子祭り”でした。
しかも、泰子さんのバースデイでもあり、この会場で桟敷き席が出るのは初めて見るくらい盛況でした。
和田啓さんが嬉しそうに総合司会もなさってましたよ。
私は、ラビィ・サリの「ランマーバーダー・ヤタサンナ」のレクが最高に良かったなぁ。


8月9日
午後、我がマンションの雑事を放置出来ずバタバタと家を出た為、開演ギリギリに到着し、お客さんが大勢でビックリしました。案外前方の席がポツンと空いていて、和田さんより少し右に座りました。
そういえば今日は客席の女性率高かったですね。泰子さんのお人柄でしょう。

1、賢ちゃんと泰ちゃん
谷川賢作(ピアノ)
松本泰子(うた)
次回のこのデュオのライヴ日程を繰り返す谷川さん。これくらいじゃなきゃ、というところでしょうか。

2、ウタウタ
松本泰子(うた)
喜多直毅(ヴァイオリン)
長谷川友二(ギター、うた)
和田啓(パーカッション)
泰子さん、ユニットごとに衣装替え。
01. 春が来ると (喜多直毅作詞作曲)
02. 落ち葉と落ち葉 (長谷川友二作詞作曲)
03. 兵隊たちの軍歌 (宮沢賢治・詩、和田啓作曲)
04. 歌うたいの落ち葉 (松本泰子作詞作曲)
05. 影法師 (喜多直毅作詞作曲)
私の席の近くのお二人連れ(女性)は、泰子さんがこういう激しい歌を歌うのを初めて聴いたそうで、少し驚いてらっしゃいました。
泰子さん、強いときは強いですよ。
次回のウタウタは10月14日だそうです。

休憩
3、松本泰子&北方寛丈
松本泰子(うた)
北方寛丈(ピアノ)
お二人は「ルース・アズール」というグループのメンバー同士で、デュオの活動はされていないとのこと。今日のお昼から泰子さんがレッスンしている生徒さんたちの発表会が同じ会場であり、ピアノ伴奏が北方さん。で、「たいちゃん博覧會」でもやることにしたそうです。

4、Rabi Sari (ラビィ・サリ)
松本泰子(うた)
常味裕司(ウード)
和田啓(パーカッション)
和田さん、曲によって各種の打楽器を叩きますが、ウタウタよりラビィ・サリの時の方がシンプル。1曲1楽器だったりもしました。
私はこの方が好き。で、レクがとてもとても好きです。
・ランマーバーダー・ヤタサンナ (アラブ曲)
・死んだ男の残したものは (詩・谷川俊太郎/曲・武満徹)
他の曲はタイトル覚えていません、すみません。

5、全員で+泰子さんの生徒さんもステージに出て
01. せせらぎ (和田啓作詞作曲)
02. ひとつぶの
タイトル不正確かもしれません。
アンコール;IMAGINE(John Lennon)
MCで戦争と平和の問題にも少し触れて。

気持ちの良いお祭りでした。ありがとうございました!
明日もクラシックスです。
(「うたをさがしてカルテット」
http://k-classics.net/schedule/detail.php?id=4477)