もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

うたをさがしてトリオ(齋藤徹、さとうじゅんこ、喜多直毅)@エアジン

うたをさがしてトリオ in バッハ祭り、です。
エアジンは、年に2回「バッハ祭り」が開催されるライヴハウスなのです。
トリオ版のシャコンヌ、直毅さんの演奏はこれまでで一番、落ち着いた心で奏でている感じでした。
テンポはゆっくり目で、行く時は華やかに行く。良かったなぁ。秋に演奏される独奏が、より楽しみになりました。(「バッハなどの楽曲演奏は10/4(日)の市川市・木内ギャラリーで行います。」と、8月スケジュールに記載されてます。)
2ndセット冒頭のコントラバスソロ、チェロ組曲5番よりプレリュード。
これは凄かった。圧巻です。しびれました。
その次、トリオに戻って、マタイ受難曲より「主よ憐れみ給え」は、ヴァイオリンの音色が伸びやかで美しくて、ますます好きになりました。
じゅんこさんの歌声は、いつも透明で、迫力もあって。

個人的にハードスケジュールな7月の締め括りは、喜多直毅クアルテット2days@公園通りクラシックスです。
どんな事になるのでしょう!
楽しみです。

7月29日
うたをさがしてトリオ
齋藤徹(コントラバス)
さとうじゅんこ(うた)
喜多直毅(ヴァイオリン)

01. G線上のアリア
02. ミサ曲ロ短調 BWV 232 より
03. ジョビンの曲
04. 石のように (オペリータ「うたをさがして」より。ことば:乾千恵、齋藤徹作曲)
05. シャコンヌ
休憩
06. チェロ組曲5番よりプレリュード
これのみ、徹さんのソロでした。
07. マタイ受難曲より「主よ憐れみ給え」
08. クセニティス(アンゲロプロス監督の映画「永遠と一日」より、訳詩・池澤夏樹/作曲・齋藤徹)
09. オラショ O Gloriosa Domina 〜ぐるりおざ
10. ブラジル風バッハより (ヴィラ=ロボス)
11. ああセリム (アンゲロプロス監督の映画「永遠と一日」より、訳詩・池澤夏樹/作曲・齋藤徹)
アンコール;子守唄 (オペリータ「うたをさがして」より。ことば:乾千恵、齋藤徹作曲)