もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅&黒田京子デュオ@ジャズミーブルース・ノラ

2日「休んで」いるうちに、東北ツアー中このデュオの自由度がさらに上がっていました。
嬉しいなぁ。
こういう事も自分にとって良い経験です。仙台までバスで行った甲斐がありました。

7月22日
喜多直毅(ヴァイオリン、朗読)
黒田京子(ピアノ、朗読)

01. 黄昏のビギン
直毅さんが演奏を始める前の弓の構えから、ピンと来て、やっぱりこの曲でした。
優しいうた。
02. ラスト・タンゴ・イン・パリ
ピアノの迫力がすごかった。ヴァイオリンも勿論激しくて。
03. ジェルソミーナ
中間部分で、バロック音楽のフーガ形式、というのかな?、追いかけっこするように展開して行くところが、とても楽しかった。そのなかで、ベートーヴェンの「歓喜のうた」の合唱の初めの4つの音をピアノが奏でているように聞こえました。
展開して、また、元の「ジェルソミーナ」に戻ります。
04. 他人の顔
この曲も中間部分の自由度が高くて、素晴らしいと思いました。
曲自体も大好きです。
05. 遠くへ行きたい
黒田さんの呟きから始まりました。…遠くへ行きたい…。
デュオの演奏は、大きな波が来て、静寂な朝の景色が見えたり、ほとばしる感情があらわになったりします。
ちょっと泣きそうになった。
休憩
(休憩時間にお客さんが何枚もCDを購入されてました。
そりゃ、当然ですよね。)

06. 春 (喜多直毅作曲)
〜07. ゼフィルス (黒田京子作曲)
2曲が繋がっていましたね。
08. ひまわり
ピアノソロから開始。黒田さん、本当にカッコ良いです。
09. 小さな空
今夜は黒田さんが詩を読みました。
こども時代の「京子ちゃん」もいたずらして叱られたのかなぁ?
(ちなみに私は、ズルいこどもだったので、悪いことしてもみつからず、あまり叱られず、私の嘘を信じる人が回りに沢山いて…こういう大人になりました(笑))
10. 鶴 (Y. フレンケリ)
次に直毅さんが詩を朗読。意味を知って曲を聴くって良いですね。
11. 愛の讃歌
すごいなぁ、また違ったヴァリエーションのところがありました。
ヴァイオリンは、やや強めに感じました。
アンコール; The Summer of ’42 おもいでの夏 (ルグラン)