もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

trikord(きむういしん×喜多直毅×立岩潤三)@ムリウイ

立ち見客の一部は店の人に勧められて中庭から窓越しに見るほどの大盛況でした。


ダンス炸裂!
フワリと入って来るくせにゾクッとするほど美しくて、「ああ喜多直毅の味わいだ!」と思う。好きだなぁ、このヴァイオリン。
立岩さんも鋭い。
良いライヴだったので山手線の駅から徒歩で帰りました♪


10月17日
trikord
きむういしん(ダンス)
喜多直毅(ヴァイオリン)
立岩潤三(ダルブッカ、カホン、ほか)


曲名の紹介も後からあったのですが、覚え切れませんでした。すみません。
立岩さんのオリジナル曲の一部を使ったもの、ウンム・カルスームが歌った曲(Mohamed Abdelwahab作曲)、即興?、Parfum de Gitane〜ジプシーの香り (Anouar Brahem作曲)など。
mixi日記にコメントいただき、タイトルがわかりました。
1stセット1曲目は「Living Magic」(立岩潤三作曲)、2ndセット1曲目は「Ana Fentizarak」(Mohamed Abdelwahab作曲)の一部抜粋、2曲目は「Grana Od Bora」(Bojan Zulfikarpasic作曲)でした。

ベリーダンスのスタイルが中心だった2ndセットに比べて、1stセットは即興色が強い感じで、スパイラルノートを千切る音、物を(紙?)丸める音なども立岩さんがやっていました。
ダンス関係のお客さんが多かったようでしたが、ダンスが入らず器楽演奏だけの時も場が集中した空気になりとても良い雰囲気でした。


リウイでヴァイオリンのケースを開けたら弦が1本切れていた(!)という喜多さん。今夜もガット弦、ナマ音です。
ほぼ真横の至近距離の席だったせいもあり、ヴァイオリンとそれを弾く喜多さんの腕、指から目が離せませんでした。
「ジプシーの香り」はタイトルは言わずに始まり、すぐわかって嬉しかった。大好きな曲です。メロディ楽器はヴァイオリン1本という中で、飛んで行ってまた自分で帰って来て、その上速い!
この曲の時立岩さんはカホンでした。喜多さんが身振りで「つぎ独奏でどうぞ」と振ったのに出て来ず3拍ほど音が無くなり、思わず笑ってしまった部分もありました。それも、楽しい。
きむういしんさんはテンション高いし、体も動きも綺麗。


リウイのサイトにユニット名がtrikordとなっていました。
次回も行きたいです♪