もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

Tales from Japan vol.5 英語で聞く日本の怪談 (青谷優子、喜多直毅、水島結子)@アトリエ第Q藝術 

会場にぎっしりのお客さん。第1部は朗読とヴァイオリン、第2部は朗読と琵琶でした。「雪女」と「人でなしの恋」は直前に読んでおいたおかげで、私の英語力でもだいたいどの場面かわかりました。ポイントになるいくつかの単語やフレーズ(『雪明かり』『気があれば眼も口ほどにものを云い』等)は、日本語でも語ってらっしゃいました。ヴァイオリンがいろいろな音を奏でるのを、後から周囲のお客さんが、凄いね、と話していました。最後に弓を振って鳴らしたのは青谷さんも想定外で良かったそうです。ヴァイオリニスト喜多直毅さんの演奏を、もっと多くの人々に知って欲しいなぁ。琵琶と語りは迫力あっておもしろかったです。

さあ次は24日(水)の喜多直毅クアルテット@ソノリウムですね。とても楽しみです。

 

7月21日

青谷優子 (英語朗読)

喜多直毅 (ヴァイオリン)

水島結子 (薩摩琵琶、語り)

 

01. 小泉八雲『雪女』 青谷、喜多

02. 江戸川乱歩『人でなしの恋』(最後の部分のみ) 青谷、喜多

休憩

03. 小泉八雲耳なし芳一』青谷、水島