もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅クアルテット(喜多直毅、北村聡、三枝伸太郎、田辺和弘)『青春の立像』@ソノリウム

新曲「青春の立像」の中で、喜多直毅さんが7月15日付けの”Violin Diary”に書いてらした、もがく鳥、の姿が見えた(聞こえた)ように思いました。実生活のなかで、私も大いにもがいています。なので、その部分に一番共感しました。(たぶん)アクシデントを瞬時に涼しい顔で立て直すメンバー全員の力、心に響くコントラバス独奏、天上からおりて来るような美しいピアノ、もちろん大好きな北村さんのバンドネオンの音色。そして全体を身を削るように作り上げる喜多直毅さんの作・編曲とヴァイオリン。私の好きなものがつまったグループです。10月には西日本ツアー、11月9日に相模原市常福寺で公演があるとのことでした。いくつ行けるかな。たくさん行きたいなぁ。

 

7月24日

喜多直毅クアルテット

喜多直毅 (音楽とヴァイオリン)

北村聡 (バンドネオン)

三枝伸太郎 (ピアノ)

田辺和弘 (コントラバス)

 

セットリスト(作曲はすべて喜多直毅)

1、悲愴

2、疾走歌

3、影絵遊び

4、青春の立像(初演)

5、ふるさと

6、厳父