もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅ヴァイオリン独奏@高津・Bagus

即興演奏はおもしろい。次に何が来るか楽しみで。
今日は、一番初めの低音域でゆっくり歌うようなところが好き。
そこからいろいろな世界に連れて行ってくれた。
休憩を挟んで、2ndセットは、まず、“ La llorona ラ・ジョローナ (泣き女)”。メキシコの伝承の物語を話してから演奏。
次の即興演奏は、もしかしたらちょっと迷っていたのかもしれません。軽やかに始まって、途中から『主よ、人の望みの喜びよ』になったり、歪んで行ったり。
そして、もう一つ即興演奏。
最後にマイクを使用して、“ Los mareados 酔いどれたち (Juan Carlos COBIAN)”。
素敵でした。
この方の演奏は、ずっと聴いていたいけれど、終わりがあるから次の始まりが来るので、「ではまた来週!」と挨拶して帰路につきました。
次は9月15日(土)18:30、松本弦楽器で元井美智子さんと即興演奏ですね。

9月8日
喜多直毅 (ヴァイオリン)