もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×齋藤徹@レソノサウンド 

小さなスペースではあるけれど、満席になるとやっぱり嬉しい。
徹さんはブログで、ご自身のcancer=癌=通称・"キャン" の治療状況を書いてらっしゃるのです。
細かいことは私にはわからないけれど、特別なライヴでした。休憩を挟んで即興演奏二つ。

1stセットはお二人の演奏の醸し出す何かに圧倒されっ放しでした。
邪悪な私は、左脇腹と右足が痛くなったくらい。
2ndセットでは、直毅さんが正面に視線を向け全身で徹さんの存在と音を察知しながらも、それに影響され過ぎず、自分の音を出しているのがとても印象に残りました。はっきり、対等に音楽を作っていると感じました。(もちろん、タイミングを見る局面もありましたよ。)そして、それがとても嬉しいことでした。


6月18日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
齋藤徹 (コントラバス)